伍 ページ6
なんやかんやで全員倒したので、宿探して泊まることにした。
『ふぁ……』
寝なくても平気だったけど、夜は任務があるし、何よりあいつの分もやらなければならない。
しかも、出来もしない任務と警備範囲を産屋敷に頼んだらしく、私は五倍程の任務をこなさなければならない。
髪を解いて、布団の中に潜り込む。
久々の睡眠…
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「オォオォオ起きろォォ!!!」
『うわ何すんのきっしょ』
「ピエン」
『ケツの穴ほざいてんじゃないよ、今日からあんたの名前は肛門ね』
「イヤァァア」
相変わらず烏がうるさい。店の人に迷惑かけてないだろうか。
『ほら行くよ、肛門ちゃん』
隊服を着て羽織を羽織って、髪を結って刀を背中に隠す。
仕方ない事だ、なんせ非公認なのだから。
面倒臭い仕事を続けられるのも、お給金のお陰である。
『あと何時間ある?』
「二時間!!飯食ッテナイダロォ!!!
感謝シ」ミシッ
『肛門が喋ってるわ、大腸菌が感染したの?』
「違ウ!」
『違わねぇよクソ烏がもーちょい寝かせてくれたってよかっただろカス今日は飯抜きだ次やったらお前の体を刻んで焼き鳥にしてやるよ』
「ギャァァア」
『とっとと行くぞ』
首根っこを掴んで宿を出る。取り敢えず、隣町の隣町の美味しいお店に行こう。きっとデブホルスタインとアナコンダ伯爵は居ないはず……
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作者名:ジャイアント雌ゴリラ | 作者ホームページ:http
作成日時:2020年8月1日 17時