家族。《J.W》

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崇裕side




錦戸『最近はなんか変わった様子とかは無かったですか？』



崇裕『そうですね、そんなに……』



錦戸『じゃあいつもと同じお薬出しときますね、』






あっ！そうや！






崇裕『あっ、あの！』


錦戸『どうされました？』



崇裕『望がこの間、粉薬を飲んだ時にむせてしまって

軽い発作が出たりして、飲むのが結構トラウマになってるんですけど、

錠剤とかにしたりとかは出来ないですかね？』






望に袖を引っ張られたから思い出した笑


そういえば薬！みたいな笑






錦戸『あーなるほど、えっとどうしましょかねー


一応その粉薬の錠剤バージョンもあるんですけど


15歳以上からじゃないと飲めなくてですね……』






崇裕『やって……望どうする？』







望の方を見ると


目に若干涙を浮かべて


泣きそうな顔をする。



それだけトラウマやねんな






望『やっ……飲みたくない……』



錦戸『じゃあさのんちゃん、量減らしたら飲めるかな？』



望『どのくらい？……』



錦戸『今飲んでるやつの……半分くらいかなぁー』



望『んー……………………飲まなあかん？』




錦戸『そやなぁー、血圧上げるお薬やから

出来れば飲んで欲しいんやけど……』







どうも納得しない望さん。


でもそれ飲まな、貧血が凄い頻度でなるっていうのは、


自分自信もわかってるはずやねんけど……






崇裕『貧血でしんどくなるよりましじゃない？』



望『……んーーーーーーーー…………飲むっ』







おっ、やっと納得したか、



偉いやん笑

がんばりすぎ。→←。

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