家族。《J.W》

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智洋side






智洋『え！？そうなん？』



大毅『うん、夕方くらいに………』






学校帰りにバイト行って帰ってきたら


もうみんな帰ってきてて、なんか暗い雰囲気やったし



何があったんか聞いてみたら、




のんちゃんの容態が急変したって……



でも今は落ち着いてるらしいって弱々しく大毅がそう言った






智洋『いつ帰ってこれるん……？』


大毅『そんなん分からん……』





照史『智、こっちおいで』



智洋『え、あっ、うん』






ソファーに座ってた大毅の隣で話ししてたけど


照史くんに呼ばれて


食卓の椅子に座ってた照史くんは、俺を連れて自分の部屋に向かった






照史『そこ座っていいよ』






そう言って指差す方向にある


照史くんのベッドに腰掛けて、


照史くんは自分の机の椅子に座る





智洋『なに？』



照史『大毅、自分のせいで望がああなったって落ち込んでんねん』



智洋『そうなん？』



照史『だから今はそっとしといたってっていうことを言いたかっただけなんやけどな笑』






だから返事も何もかもそっけなかったんか……





智洋『今はそっと……』


照史『うん』





了解です………。


あんな大毅見るの久々やな………



のんちゃんも心配やけど、



あれだけ落ち込んでる大毅精神状態も心配……

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