家族。《J.W》

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崇裕side




崇裕『今日学校どーする？』



望『んー行かへんー』



崇裕『ん、じゃあやめとこ』







無理には行かせへん。


ちょっとでも体調悪かったりして


学校とかで症状がでたら厄介やから。








崇裕『下行く？朝ご飯出来てるけど』



望『んー……あんまり食べたくないー』







望が食欲ないのは、まぁありがちなこと……


だからこんなにガリガリやねん。






崇裕『とりあえず下行こか、どうせ薬飲まなあかんし、

ちょっとでも食べてもらわんと』



望『んー……』





.







.







.


崇裕『あれっ！？照史！？』




照史『おっ、やっほー』






望連れて一階に降りたら


居るはずのない照史がソファーで座ってテレビ見てる





崇裕『ちょっ、お前なんでおるん笑』




照史『ちゃうねん！今日さ！大学まで行ってきてんやん！

でも何故か門閉まってて、友達に電話したら

『えっ？今日は休みやで？何言ってるん？』って言われてさ！

帰ってきてんやん！』




崇裕『それはそれは笑 んじゃあ今日望病院やから連れっててくれへん？』



照史『はぁー？笑 久しぶりの休みやのに！』






やっぱりダメか笑


この流れで連れて行ってもらおうと思ったけど笑


てか、休みやと気付かん照史アホやろ笑







望『照史くん元気やな』







俺の袖を握りしめたままそう呟く望


確かに……


でも照史に至っては365日元気やけど笑





照史『だって今日休みやねんで？

超ハッピーやん笑』




望『笑』





まぁそんな奴はほっといて。






崇裕『望、ご飯食べよ。椅子座って？』



望『はぁーい』

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