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君が羨ましい。

1度見ては頭から離れることはない。それくらい美しく可愛らしい容姿と平均以上の頭を持つ君が羨ましい。

運動ができない。絵は下手くそ。ベースは上手く弾くことができないなんて君は言うけれどそんなことない。


新体力テストや学力テストは必ず学年の1桁にいるし絵のコンクールで最優秀賞をとったこともあった。ベースは普通の人よりも上達するのが早くスカウトが来てもおかしくないのではくらい。






君は他人に興味がないから気づいてないだろうけど君に興味を持つ人は数え切れないほどいる。

どれだけ頑張っても君に追いつくにはまだまだ遠い。

自分が持っていないものを全て持っている君が羨ましい。

嫌いだ。


君が嫌いだ。





でもそれを塗りつぶしてしまうくらい君が好きで好きで心が苦しい毎日。

君の綺麗な心も嫌いな一部分も全部、まとめて全部欲しい。自分だけの君にしたい。



















" おーきくなったら、 さんにんで、 ケッコンしようね!! "


" ケッコン ってさんにんで できるん? "


" んーー、わかんない! "



" できなくてもしようよ! "


" うん! やくそく!! だーーいすきだよ ふたりとも "














3人で結婚なんて今考えれば馬鹿馬鹿しい。無理に決まってる。だけど小さい体の時から君に恋というものをしていた自分はどれほど喜んだことか。

3人でいれることはもちろん。君から好きと言われたことが何より嬉しかった。







恋なんて気持ちを自分にしてくれない君が羨ましい。

苦しさなんて知らない君が羨ましい。









ステージから立つことははじめは嫌だった。緊張しかしないもし失敗したら、なんてことを考える毎日だったから。

でもステージに立ってみてはどうだろうか。貴方は自分しか見ていない。貴方の視線を独占しているのだ。


そう考えれば代表としてこの場に立って良かったなんて思う。

















" カッコええやろ? "


君はきっと何言ってんの?みたいな顔で自分を見ると思った。でも返ってきた反応は違った。



"カッコよかった"



時が止まった気がした。
周りの人にバレないようにクスリと笑いながら言う君に惚れ直してしまいそうだった。



ナルシストと思われるかもだが容姿には自信がある。でも君を惚れさせる自信はない。



早くその笑顔を自分だけのものにしたい。

憧れみたいな好奇心→←.



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作者名:ぱーぺに | 作成日時:2024年1月25日 17時

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