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君が羨ましい ページ4

前にも後ろにもかなりの人数のせいとがいる。これだけの人がいるのに全生徒集まっていないなんて恐ろしすぎる。



本日からこの学校の新入生となった1年A組 如月 A 好きな教科は世界史、数学、音楽。嫌いな教科は古典、体育。趣味は絵とベース。体育は壊滅的だがダンスは小さい頃から少し習っていたためできるっちゃできる。

父譲りのウサギみたいな大きくくりくりした可愛らしい瞳とぷっくりとした唇。母譲りの胸下くらいまである綺麗なストレートの黒髪と高い鼻。

たとえ外見が良くても中が平凡な為彼氏は今までできたことはない。



この学校は他の学校と違い少し特殊である。高校から大学までの6年間のエスカレート制。

もちろん高校卒業後大学入試は全員受けるそこで他の大学へ行く人もチラホラ。入試で無事合格出来たら2年の講義で大学卒業。他の人たちより少し早い社会人の仲間入りを果たすのだ。



実はこの学校数年前に3つの高校が合体してできた学校である。そのため県内で1番生徒数教師数が多いマンモス校となっている。生徒の人数は3000人だとか。少ない?私の住んでるところは田舎だから無駄に校舎は広いしこれだけの人数が集まることは凄いことなの

新入生約600人の中でたった1人ステージに立つ人間はどんな気持ちなのだろうか。

【 新入生代表 緋八マナ 】

何故彼がスポットライトを当てられるステージに立っているか。恐らく入試で成績が1番だったからであろう。どうしても幼なじみの3人で同じ高校に行きたかった私達は必死に勉強をした。特にマナ。

彼の中学の時のテストは地獄のようだった。

私とライは余裕が少しあったためマナの頭に無理矢理叩き込むことに集中した結果私たち二人を抜かし見事1位へ。運動神経は悪くなく問題も特になかった優等生だから新入生代表の枠は彼にピッタリだ。彼の頑張りの結果だ才能では無い。彼が羨ましいなんて思いたくない。


高すぎず低すぎないちょうど良い声のトーンで話す彼にみんな集中していた。つまらない校長の話に寝ていた人も手遊びをしていた人の視線を奪ってしまうほどにすごかった。


最後の文を読み終えた瞬間体育館の窓が割れるんじゃないかと心配してしまうほどの拍手が彼に贈られた。隣にいる男の子なんて目を輝かせ私の何倍くらいなのだろうか、とにかく凄い拍手をしていた。










前以外を見てしまうと目立ってしまうからやめようと思いまだステージにいる彼に視線を移した時だった。

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作者名:ぱーぺに | 作成日時:2024年1月25日 17時

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