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赤城、佐伯、宇佐見が新しい友達になりました。

スマホを開くと出てくるその文字に口角は下がってくれない。こんなにも友達が増えるなんて中学の私は想像しなかっただろう。


部屋にぴこんっと通知の音が響いた。はっとなりあんなに下がらなかった口角はすんなり元通りになってくれた。あの3人だろうかそれともンゴちゃんだろうか、私はわくわくしながらトーク画面を開いた。












ライAマナから聞いたアイツらと友達になったんだってね!話が変わっちゃうけど明日の放課後暇?



A特に予定はないよ。どうしたのライ



ライあ、マジ??じゃあ部活動見に行かない??

















「 部活動か、 」



何があるのだろうと検索ページを開き学校名、部活動と検索をかけてみる。

なんということでしょう。マンモス校だからか数え切れないほどの部活動、同好会の数と成績がずらりと出てきたのだ。

面倒くさがりの私は検索ページをそっと閉じた。一目見ただけで頭が痛くなる量なのだから仕方がないだろう許して欲しい。





「 どうしようかなぁ 」





ベットに倒れ込みじっと天井を見つめる

見つめたところで何も変わらないのに

暫くぼーっとしていたが意識は通知の音で戻される。













ライやめとく??



















そうだ。私ライからのメール既読スルーしたままだったんだ。


部活動、私みたいな人間がして大丈夫なのだろうか

でもライからのお誘いを断るのは・・・




中学時代一応部活動をしていたがあまり良い思い出は無い。思い出される数々の思い出が頭に浮かぶほど既読つけた機器をギュッと強く握りしめ唇を噛んでしまう。


でもまぁ、こんなに大人数もいればもし彼らと同じ学校だったとしても遭遇する確率は少ないから大丈夫。何かあっても知らないフリをすればいいだけ。









「 前向いて歩かなきゃだよね 」



















A行こう。部活動

.→←.



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作者名:ぱーぺに | 作成日時:2024年1月25日 17時

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