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??? side
会いたかった。話したかった。ずっと、
マナくんやライくんから話を聞くだけで君がどんな人かわからなかったから。
君を知りたかった。
何度も声をかけようと話そうとしたが人見知りという名のデバフがかかっているせいでなかなかできなかった。
" すごく助かった！！ありがとう ！"
昨日夜遅くまでリトくん達とゲームをしていて5限の数学と眠い時間に眠い教科に俺はぐっすりと夢のなかだった。
そのおかげで先生に答えも解き方もわからない問題を解けと言われた。
こんなことになるなら昨日早く寝ればよかったと後悔すれば隣からノートが差し出された。
このノートがなければ今頃俺は皆の前で怒られていただろう。入学して2日、それだけは流石に避けたかった、彼女は俺からしたら女神だ。
今すぐ地面に頭を擦り付け心の底からありがとうを叫びたいがそんなことをしてしまえば授業妨害で最悪出席停止にされてしまう。
着席し彼女のノートと比べ真っ白なノートの1ページの隅を少し破りありがとうを書きノートにはさんでから彼女に返した。
" ちゃんと夜寝るんだよ。
それより今日の英語の時間何か言いかけてたけど… "
本日2回目だが俺は彼女と仲良くなりたい。ものすごーく
だが人見知りコミュ障の自分には何から話せばいいのか分からなかった。
名前呼びする？
苗字呼びする？
ちゃんはつける？
つけない？
そもそも俺なんかが彼女の名前を呼んでもいいのだろうか。
悩みに悩んだ末俺が出した結果はコレだ
" 連絡先交換しない？ "
選択肢を間違えてしまったと後からわかった。
彼女の嘘だろお前と言いたげな冷たい顔を見て。
授業の終わりを知らせるチャイムは何故か俺と彼女の関係が終わったと言っているような気がした
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作者名：ぱーぺに | 作成日時：2024年1月25日 17時
