. ページ11
「 大魔法士と魔法士の間にはかなりの能力の格差があるけど普通の魔女と比べれば魔法士はかなり強い。
他にも特別な役職があったりしたんだけど…もうこの世界には関係ないよね。
この世界に魔女はまだいる。
僕みたいに聖像に封印されたり記憶と姿を引き継いだまま生まれ変わってたりね。
なんでわかるのか気になる？？
んふふ、秘密。聞いたら失神しちゃうかも！！ごめんごめんそんなに引かないで冗談だから。
そろそろ君について話そうか。
今から話すふたつの話は昔からの言い伝え
1つ目
地球が世界が消滅してしまう時メシアが現れるだろう。人々を魔女を導くメシアには特別な力がある。これは魔女が持つ力とは別のものである。
2つ目
魔女が完全体となった時その魔女の属性のカードが出現する。属性は同じでも魔女によって使える技は違うためカードが被ることは必ずない。そしてそのカードはメシア呑みが使える。しかしカードを使うには神器とメシアの魔力が必要である。
…神父が僕を解放した時僕の目の前にカードが出現した。
僕も初めは目を疑ったよ。
こんな小さな女の子がメシアだなんて信じれなかったから。
君はまだ魔力が微かしかないけれどメシア、魔女だ。これは認めたくなくても認めないといけない。
この世界を救おう。
命を奪われかけた人間達を守るのは正直いい気ではないけど僕にも仲間がいる。
だから
力を貸してほしい。 」
断る気しかなかった。
でもカードを机に置き頭を下げる彼を見て断る言葉を口から出すなんてこと私にはできなかった。
少し冷めてしまったココアを全部飲みほしては咳払いをして私は彼に告げた
『 世界 救っちゃいましょ。
貴方のお仲間さんも助けないといけないんでしょ？？
私には貴方に助けてもらった借りがありますし
とりあえず頭をあげてください。
私は偉い人なんかじゃないです。
それにお話する時は相手の目を見ないといけないんですから。 』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 117人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぱーぺに | 作成日時：2023年12月2日 10時
