俺の不等号。

yamada ページ24

山田side




＿＿次の日。







山田「おはよー。」




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昨日と同じレッスンスタジオに入ると



ほとんどのメンバーもう集まってて



皆ダンスの支度をしていた。





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薮「お、山田。」



八乙女「おっす。」



中島「おは〜♪


あと来てないのは…」



伊野尾「有岡大貴。」




中島「あぁ。ｗ


相変わらずだな。」






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大ちゃん以外か…






てことは、






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雄也…





雄也は…





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そう思って集まっているメンバー1人1人を確認をしたけど




雄也は見当たらない。





咄嗟にスタジオを見渡すと…





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雄也を発見。



みんなとは離れた場所で1人柔軟をしていた。




昨日のことがあっててっきり来ないかと思ってたから




とりあえず安心….。




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俺はメンバーの横を通り過ぎ



雄也のとこまで行って荷物を置いた。








それに気づいたメンバーは急に動きを止め



気になる様子でこっちをちらちら見始めた。






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俺が近くまで行くと雄也はパッとこっちをみて



それと同時に俺と目が合う。




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山田「おはよ。」







俺が声をかけると少し間があったあと雄也は小さく会釈。



そしてすぐにまたそっぽをむいた。




メンバーはまだ遠くから俺と雄也のことをじーっとみている。






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山田「ねぇ、雄…」



ガチャ!!!!






話しかけようとしたときスタジオのドアが思い切り開き



振付師さんが入ってきた。



それもあまりの音にびっくりして反射的に音のした方をみると




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なんだかおちつかない様子の振付師さんとスタッフ。


入ってきたと同時にそこらへんにある資料をあさりはじめた。




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