俺の不等号。

arioka ページ16

有岡side




こんなにやりづらいラジオ始めて。



かるく放送事故。ｗ



ネットが怖い。





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有岡「…えっと、バスケやってた高木はどうですか？


やっぱ仲間への劣等感とか闘争心ってあるんですか？」







俺だけ喋ってても変だし、高木に話を振ってみる。






でも、



俺の質問が後々高木を悩ませることになるなんて





まだ知らなかった。




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高木「…ねえ。」






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有岡「……あ、え？」






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また、急に喋りだす高木。



低いトーンでゆっくり。



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高木「…。」






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有岡「…？


な、なんだよ。!!!!ｗ」




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高木は顔を上げて俺の顔をジーっとみつめる。



真顔でずっと。




そのあと高木はゆっくりと口を開き、




どこか切なそうな表情を浮かべる。



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高木「…。


仲間って、なんだと思う？」




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