♪10 (※ここから注意で〜す) ページ10
教室に戻るとショッピくんはまだ戻ってきていなかった。そりゃ生徒会の一員ではあるし仕事ぐらいあるよねなんて思いながらノートと教科書を広げて授業が始まるまで待った。
学級委員の「起立」の声と同時にショッピくんは戻ってきた。席に着いたショッピくんは何故か不機嫌だった。
「お、おかえり…なにかあった？」
恐る恐る聞くと「なんも」と怒った口調で返事が帰ってきてそこから1時間心臓がずっと縮んだ。
それにしてもショッピくんがこんなに不機嫌なのは珍しい、よっぽど嫌な事があったんだろう。
5限が終わり、ショッピくんにまたまた声をかけてみる。
「やっぱり何かありましたかショッピさん」
syp「Aは関係ないことや」
1時間前とは違っていつものショッピくんに戻っていて安心したが、不機嫌だった原因を教えてくれないのは悲しかった。
今日の帰りはショッピくん達と寄り道することも無く1人で帰ることになった。生徒会での会議があるらしい。
そんなわけで生徒玄関へ向かおうと廊下を歩いているとロボロ先輩を見つけた。声をかけようと思ったが隣には朝と同じように結花さんがいた。
「また一緒にいる…また笑ってる…」
私の醜い心が2人をみて嫉妬心を膨らませていく、「昨日みたいに逃げない」なんて意地張って2人を尾行した。
2人は生徒会室に向かっていた
「結花さん、生徒会に用があるのかな…もしかして結花さん、生徒会に入りたいのかな…」
壁に隠れて考えていたら2人を見失ってしまったので走って生徒会室の方へ向かう、角を曲がるとロボロ先輩は生徒会室に入って結花さんはロボロ先輩に向かって手を振っていた。
結花さんがこちらに気づいて私の存在がバレる。
結花「あら、Aさん！そんなに焦ってどうしたの？」
「えっと、な、なんでもないです！」
走って逃げようとすると結花さんが「待って！」と叫ばれて逃走経路が無くなった。
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人外(プロフ) - ころころさん» ありがとうございます､､､！更新は遅くなっちゃうんですが楽しんでください！ (3月29日 12時) (
レス) id: 068bf257aa (このIDを非表示/違反報告)
ころころ - こんにちは！！ この作品めっちゃ面白いしキュンキュンしました！ これからも応援してます！！！！ (3月23日 21時) (レス) id: fffe1ff48f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しの | 作成日時：2024年1月15日 2時
