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なんで、なんで、私にはそんな顔見せてくれないのに。ずっとずっと一緒に居た私にはそんな顔しなかった、笑ってくれるけど、私が好きな気持ちも分かってるはずなのに、嘘でもそんな顔しなかった。
「ぁ…えっ…と」
吐息しかないような声を出して体が震えて妬みが脳内を埋めつくしてそのまま倒れたかった。
「すみません、じゃ、ま…しちゃって…」
結花「いやいや、邪魔なんかじゃないよ！」
「ごめん、なさい！」
生徒会室に戻って自分の荷物を持ってドアを開けようとするとショッピくんが「俺も教室戻る」と隣に来た。返事をせずにドアを開けてもまだロボロ先輩と柊さんは廊下で楽しそうに話していた。
rbr「あれ、もう教室戻るん？まだ時間あるやん」
「次、移動教室だからさ」
結花「時間行動しっかりしてて偉いね〜！」
「あ、ありがとう、ございます…」
柊さんから褒められても嬉しくない、妬みが増えるだけで声を聞きたくない。そう思って早歩きでその場から去って2人から見えない距離になると走って、とにかく走って誰もいない場所に逃げた。
syp「はぁ…、お前走るの早すぎ…」
「ショッピくん…いたんだ」
うずくまって泣いてると着いてきたのであろうショッピくんが声をかけてきた。顔を上げるとショッピくんは息を荒げていて、私の前でしゃがんで目線を合わせてくれた。
syp「ロボロさんのことやろ」
ロボロ先輩とは違う暗い声だけど今はその声が落ち着いた。
「ショッピくんは鋭いね…へへ」
syp「あんなん誰だって気づくわ、いつもと全然様子違ったからな」
「ごめん…迷惑かけちゃって」
syp「迷惑ちゃうで。深くは聞かんけど、落ち着くまで一緒におるわ」
少し大きな手が頭に乗ってポンポン、とリズム良く叩かれて何故か嬉しくなった。機嫌が治ってきてそのままショッピくんに抱きついた
「なんかどーでも良くなった！ありがと、ショッピくん！」
syp「切り替え早すぎやろ…まぁいつものAに戻ったのなら良かったわ」
「よし！あの女の先輩に負けないように私もロボロ先輩にアタックするぞ…ってショッピくん私がロボロ先輩好きなの分かってた？」
いや、明らかにいつもと様子が違うのは分かるけどその理由がロボロ先輩のこと好きバレなんてまさか〜！
syp「生徒会のみんな知ってるで」
「え、嘘…ロボロ先輩にも！？」
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人外(プロフ) - ころころさん» ありがとうございます､､､！更新は遅くなっちゃうんですが楽しんでください！ (3月29日 12時) (
レス) id: 068bf257aa (このIDを非表示/違反報告)
ころころ - こんにちは！！ この作品めっちゃ面白いしキュンキュンしました！ これからも応援してます！！！！ (3月23日 21時) (レス) id: fffe1ff48f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しの | 作成日時：2024年1月15日 2時
