♪32 ページ32
ほんとに2人は今日私の家に泊まるようだ。
「ママー、2人の服これでいいの？サイズ合うかな」
『大丈夫よー2人とも大きいんだから』
「確かに、チーノくんでかいもんね」
syp「は？俺は？」
「ショッピくんは普通ぐらい」
ci「そんな張り合わんくてもええやん」
ショッピくんの後ろに立つチーノくんはショッピくんの頭をポンポンと叩いて笑っていた。
「別にショッピくん高すぎなくてもいいと思うよー、私が2人の頭に手が届かなくなるの嫌だし」
2人に寝る部屋やお風呂のシャンプーなどを教えながらそう言うとショッピくんの手が私の頭に置かれた。
「な、何私がこの中で1番小さいって言いたいの…？」
syp「違うわ、あと別にこれ以上小さくなってもAはAやから変わらん」
ci「俺からしたら2人とも小さいで」
蛇口を開けて2人に水をかけた。
そのあとはご飯を食べてまた遊んで、別々にお風呂に入って早めに寝ることにした。
ci「俺ショッピと寝るん？」
syp「え〜いっつも一緒に仲良く寝てるやん」
「え…そうなんだ…」
ci「いや、ちゃうで！？おいショッピ！紛らわしいこと言うなや」
3人で仲良く話しているとインターホンが鳴ってママが対応していた。
『あら、呂戊太くん？こんな時間にどうしたの？』
「せ、先輩…？」
ママが話してるインターホンからはずっとずっと好きだった先輩の声が聞こえた。優しい声が耳を通り抜ける度に手が震えて、今でも好きな気持ちとあの時の顔がフラッシュバックしてそれらを混ぜて心が苦しくなった。
syp「A？大丈夫か？」
ci「今は俺ら居るからな、ほら手貸し」
2人は私を挟むように隣に座ってくれた。それに震える両手をそれぞれ片手ずつ握ってくれた。
「ご、ごめん…今、どんな気持ちで居ればいいのかわかんない…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 70人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
人外(プロフ) - ころころさん» ありがとうございます､､､！更新は遅くなっちゃうんですが楽しんでください！ (3月29日 12時) (
レス) id: 068bf257aa (このIDを非表示/違反報告)
ころころ - こんにちは！！ この作品めっちゃ面白いしキュンキュンしました！ これからも応援してます！！！！ (3月23日 21時) (レス) id: fffe1ff48f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しの | 作成日時：2024年1月15日 2時
