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理解不能な教師の言葉が耳を通り抜けていく、目の前のショッピくんはノート取ってるっぽい。頭の違いはここから始まってるのか…などと思いながら黒板の上の時計を見るともうすぐ授業が終わりそうで昼休みの時間だった。
「ショッピくん、今日の昼どうする？」
多分板書をやめて先生の話を聞いていたショッピくんの肩を優しく叩いて問いかける。
syp「あー、いつも通り生徒会室行こうかなと思ってるけど」
「てか何気なく私入ってるけど多分あれダメだよね？」
syp「俺とチーノの連れやからいいやろ」
「ならいいかぁ…？」
曖昧な返事をしていたら終鈴が教室に響く、それと同時に学級委員の声が響いて皆が一斉に立つ、やる気のない挨拶をして皆自由に動く。
ci「Aー、ショッピー生徒会室行こうぜ！」
高身長のくるくるパーマの男が教室に入ってきて私達の所へ一目散にやってきた。
チーノ、伊野 千隼(いの ちはや)
syp「チーノも来たし、行こうや」
「え〜…わかった」
ci「えなんでそんな嫌そうな顔してんの」
syp「なんか『生徒会役員じゃないのに入っていいんか』ってメソメソしてた」
「メソメソはしてない！ダメだよねって話！」
ci「えー先輩達も何も言ってこないしこのままでいいと思うけどな。」
「確かにあの人達何も言ってこないね、よし行こう！」
syp「切り替え早いっすわ姐さん」
ci「お腹空いたぁー！！！」
3人で教室を出ると隣の2人が注目の的となり私への視線が怖かったが2人は気にせず話してきたのでいつも通り接した。
ただの部屋なのにこんなにも緊張感があるのか、職員室の前通る時よりも怖いや…
「ねー、やっぱり私だけ他の所で過ごしてくるよ」
syp「ん？ダメに決まっとるやろそれは」
ci「えー、一緒にご飯食べたいのに」
生徒会の人間はアイドル並みに人気なので昼休みうろちょろしてると人がすぐに集まって大変なので生徒会室で昼食をとることになっている。ロボロ先輩もその内の一人なので正直ここに来れるのは嬉しい。
「だって私生徒会の人間じゃないし…」
ci「俺らの連れだからええの！ほら行くで」
「あ、ちょ、チーノくん…！」
チーノくんは私の手を掴んで生徒会室のドアを開けて自分の席まで手を離さず歩いた。
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人外(プロフ) - ころころさん» ありがとうございます､､､！更新は遅くなっちゃうんですが楽しんでください！ (3月29日 12時) (
レス) id: 068bf257aa (このIDを非表示/違反報告)
ころころ - こんにちは！！ この作品めっちゃ面白いしキュンキュンしました！ これからも応援してます！！！！ (3月23日 21時) (レス) id: fffe1ff48f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しの | 作成日時：2024年1月15日 2時
