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スマホのメッセージアプリを開くと最近話したのはママか絵斗兄のみだった。ショッピくん達はあの事があってから話すこと無く連絡先が繋がってるだけだった。
「さすがにもう、みんなに嫌われたかな…」
それならこの連絡先も要らないはず。消してしまおうとショッピくんのアイコンを長押しする、削除の項目がありそこを押そうとするけど震えてそれが押せなかった。
「な、なんで…なんで押せないの、皆の連絡先から私の連絡先を消さなくちゃ…」
これを消したら本当に皆との関係が終わる気がした、前の日常に戻りたい、生徒会室でご飯食べたい、放課後にゲームセンターに行ってジャン負けが奢ったり、キラキラしてた時に戻りたいよ……
そんな願いは叶うわけが無いと思って次々に連絡先を消していった、ママと絵斗兄以外。
「前までこんな奴じゃなかったのに…あの時結花さんを突き飛ばしたから…ごめんなさい…」
最後にロボロ先輩のアイコンを長押しして項目が出てくる。ロボロ先輩に最後に言われた言葉は…、なんだっけ。
感情を無にして項目から削除を選択して押すと連絡先から消えてママと絵斗兄とパパだけ残っていた。
「パパ、今何してるんだろ…まぁ、いっか」
勉強机に戻った。少しでも勉強に置いてかれぬよう数時間だけ勉強をするようにした。分からないと分からないままで少し困るけれど今は学校に行く勇気も元気もなかった。
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人外(プロフ) - ころころさん» ありがとうございます､､､！更新は遅くなっちゃうんですが楽しんでください！ (3月29日 12時) (
レス) id: 068bf257aa (このIDを非表示/違反報告)
ころころ - こんにちは！！ この作品めっちゃ面白いしキュンキュンしました！ これからも応援してます！！！！ (3月23日 21時) (レス) id: fffe1ff48f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しの | 作成日時：2024年1月15日 2時
