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朝起きると時計は10時を指していた。
「はあぁぁぁ！？！？！？」
急いで準備をして家を出ようとすると机に置いてある一枚の紙に気がついた。
「なにこれ…ママかな」
Aちゃんへ
何度起こしても起きなかったのでママは先に
仕事に行きます。夜、ゲームをやりすぎないこと！
昨日気分転換にやったゲームが楽しくてつい遊びすぎてしまった…、反省しながら家を出て走って学校に向かう。
「す、すみません…寝坊しました…」
教室のドアを開けると全員からの視線が痛かった、先生は「気をつけてくださいね」と言って許してくれた。
自分の席へ行くとショッピくんと目が合って声をかける。けどショッピくんからの返事はなかった。昨日の事で生徒会で話すなって言われたのかなー、そりゃそうか。
だって先輩階段から突き飛ばしたんもんね。
昼休みも昨日と同じ教室に行って、クラスでは誰とも話すことなく時間だけが過ぎていってあっという間に放課後になっていた。ショッピくんはすぐにどこかへ行ってしまって今日は一言も会話することがなかった。
通り過ぎていショッピくんの顔は何故か唇をかみしめて苦しそうだった
それから毎日学校で誰とも話さず、ママとしか話さなくなっていつからか分からないけど学校に行かなくなっていた。
今日もママは私に会いに部屋まで来てくれる、前まではロボロ先輩だったのに。
『Aちゃん、ママ仕事行ってくるね。ご飯はレンジで温めて食べてね。行ってきます。』
「行ってらっしゃい…。ママ！」
ママが部屋から出ていく時に思わず声が出てしまった。
「ご、ごめんね、なんでもないよ。お仕事頑張って」
『そう、ありがとう。頑張るね。』
こんな娘でごめんなさい、そんな気持ちがいっぱいでどうすればいいのかも分からなかった。
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人外(プロフ) - ころころさん» ありがとうございます､､､！更新は遅くなっちゃうんですが楽しんでください！ (3月29日 12時) (
レス) id: 068bf257aa (このIDを非表示/違反報告)
ころころ - こんにちは！！ この作品めっちゃ面白いしキュンキュンしました！ これからも応援してます！！！！ (3月23日 21時) (レス) id: fffe1ff48f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しの | 作成日時：2024年1月15日 2時
