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「なんでしょうか…？」
止まってる私に近づいてくる結花さんはいつものロボロ先輩の横にいる時の雰囲気とは違った。表の姿って感じがした。
結花「"なんでしょうか"じゃないわよ」
「え、あの結花さん…？ですよね？」
「そうだけど？」と毛先を指でクルクルと弄りながら距離を詰めてくる。
結花「私貴方のせいで困ってるの、貴方がロボロくんと幼馴染で、貴方がロボロくんのこと好きだから…私すごく困ってるの。」
"困ってる"なんて言われても、好きになってしまったものはしょうがないじゃないか。と思ってもそんな事は今言えない。今言ったらどうなるのか…
「困ってる…なんでですか？」
結花「やっぱムカつくわ、てか困ってる理由も分からないの？あのね、ロボロくんが貴方の話しかしないし私がアピールしても全く気づかないんだもの」
ロボロ先輩が私の話ばかりする…？嘘だ、それであんな笑顔は見せないはず、私と話しててもあんな笑顔は見せてくれないのに。
「ロボロ先輩が私の話して笑顔になるわけないじゃないですか…先輩はいつも結花さんと話してて楽しそうですよ？」
結花「はいはいそうね、けどそれは"貴方"の話をしてるからなの。私の話で笑ってなんかくれないわ、ただ貴方の話を聞く事しか出来ないの私は」
結花さんの手は私の頬に触れて顔も近くて少し不愉快だった。結花さんはそのまま離れて「着いてきて」と歩き出した。
足が止まったのは生徒会室付近の階段だった、何故か結花さんは段差スレスレの場所に立って
結花「私のために貴方は生徒会の人間に嫌われて、その後ロボロくんにも嫌われて欲しいの、そしたら私もう困ることは無いの」
そう言い残して階段から自分から落ちていった。
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人外(プロフ) - ころころさん» ありがとうございます､､､！更新は遅くなっちゃうんですが楽しんでください！ (3月29日 12時) (
レス) id: 068bf257aa (このIDを非表示/違反報告)
ころころ - こんにちは！！ この作品めっちゃ面白いしキュンキュンしました！ これからも応援してます！！！！ (3月23日 21時) (レス) id: fffe1ff48f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しの | 作成日時：2024年1月15日 2時
