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「へ…？先…輩？」
rbr「え、変なことしたか？」
ロボロ先輩は無自覚で頭を撫でてくれた、無自覚では無いと思うけど！
「い、いえ！なんでもないです、ほら学校行きましょ！」
頭に置いてあるロボロ先輩の手を離して先に歩き始める。ロボロ先輩に朝から頭を撫でられて早起きは三文の徳の理由がようやくわかった。
「ママ！行ってきます！」
『はい、行ってらっしゃい。それに呂戊太くんいつもありがとうね』
rbr「いえ、小中も一緒に登校してたんで高校も一緒に登校出来て嬉しいですよ」
『ふふ、それなら良かったわ。ね、A？』
「な、何！ロボロ先輩早く行きましょ！」
ママは私の気持ちわかって目を合わせてきた事が恥ずかしくて知らぬ間にロボロ先輩の手を掴んで外に出ていた。
「せ、先輩すみません手掴んじゃって…」
rbr「ん？全然ええよ、むしろこっちの方がいい」
ロボロ先輩は離した手を自分からお互いの指を絡めて繋いできた、恋人繋ぎってやつだ。
「え、ぁ、そうですか…」
rbr「なんか嫌そうやな？俺は昔みたいにこうやってまた手繋げて嬉しいで？」
「わ、私も嬉しいです！」
その後の記憶は全て恋人繋ぎに持っていかれて何があったか何も覚えていない。そのまま玄関でロボロ先輩と別れて自分達の教室に向かった。
1番後ろの窓際の席、前には紫のパーカーを中に着た男子生徒が座っていた。
ショッピ、汐田 紫音(しおた しおん)
「ショッピくんおはよー」
syp「おはー、なんか顔赤いけどどうしたん」
「えっ嘘！？」
ショッピくんに指摘されて自分の顔を両手で挟むが特に暑いわけでもなかった。するとショッピは小さく笑い始めた。
syp「ふっ、草」
「人で遊ぶな！」
syp「はいはい、すみませんでした」
こいつ、謝る気がないなと思いながら自分の席に着いて鞄の中身を引き出しに仕舞っていく。
「今日なんか出すものとかある？」
syp「理科の宿題ぐらいでは？」
「よし、ショッピくん。何すれば写させてくれる？」
syp「放課後のゲーセン奢ってくれるなら」
「バイト代が…今後推しのSSRが来ないこと願うか〜いいよ、奢る」
交渉成立となってショッピくんのノートを必死に写して何とか提出物は理科の授業までに間に合った。
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人外(プロフ) - ころころさん» ありがとうございます､､､！更新は遅くなっちゃうんですが楽しんでください！ (3月29日 12時) (
レス) id: 068bf257aa (このIDを非表示/違反報告)
ころころ - こんにちは！！ この作品めっちゃ面白いしキュンキュンしました！ これからも応援してます！！！！ (3月23日 21時) (レス) id: fffe1ff48f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しの | 作成日時：2024年1月15日 2時
