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Aside
ユジン「宿舎、どんな感じですかね?」
ハオ「写真で見た感じだと、この人数は少し窮屈そうだったよ。」
A『でも、セキュリティはしっかりしてそうで少しは安心できますね。』
ハンビン「そうだね。」
ユジン「それにルームメイトが誰になるのか気になります。」
マシュー「5部屋あったから、2人ずつ?」
ハオ「部屋の広さってバラバラなんでしょ?」
マシュー「そうらしいですね。」
ユジン「僕は、ヌナといい部屋にいたいな」
A『さあ?どうなるかね。』
ハンビン「だけどさAヤ。事務所に言われたこと、考えたの?」
A『まだ、、、、かな?』
ハンビン「そっか。ギリギリまで悩んでていいからね。」
A『、、、うん。』
ユジン「あ!ここだ!」
窓の外を見ながら考えていたら宿舎に到着した。昨日、事務所の方から「1人部屋にするんでしょ?」って言われた。すぐに返事はできなくて、考える時間をもらっていた。ハンビンオッパはまだいいよだなんて言うけど、そろそろ答えを出さないといけない。
宿舎に着いて、みんなでルームツアーをしている時でさえ、楽しめなかった。
テレ「大丈夫?」
A『うん。大丈夫。』
ハンビン「よし!部屋割りを決めよう!」
ジウン「その前に、、、Aはどうすることにしたの?」
A『私は言われた通り、1部屋がいいな。』
ジウン「なんで?」
A『私自身がそのほうが楽だなって思って』
ギュビン「え?」
マシュー「本当に?」
リッキー「でも、番組のときはみんなと同じ部屋使ってだじゃん。」
テレ「しんどくならない?」
A『うん、1人でも大丈夫だと思う。』
ハオ「そっか、、、それでいいね?A?」
A『、、、、』
ゴヌク「ちなみにさ、なんで2人部屋は嫌なの?」
A『嫌じゃないよ。』
ゴヌク「じゃあ、なんで?」
A『、、、迷惑かけちゃうから』
ハンビン「誰に?」
ああ。いらないことまで話しちゃった。言わないようにしてたのにゴヌクに握られた左手とユジンの今にも泣きそうな顔、みんなの見抜いてるような視線のせいで嘘をつき続けるのはしんどくなってきた。
A『みんなに。普通に考えて、ファンのみんなからしたら女が自分の推しと同じ部屋で寝てるだなんて知ったら、嫌な思いするでしょ?』
ギュビン「ファンのみんなならそんなこと思わないって」
A『そうだったらいいんですけど、わからないじゃないですか』
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本屋と図書館とガソリンスタンドの匂いが好き(プロフ) - 密かに更新してくださるのを心待ちにしていました!!!ありがとうございます!!! (8月12日 2時) (レス) @page22 id: b9b005fe2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白雪 | 作成日時:2023年6月12日 18時