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「…死んじゃった」


魘「生きたまま食われるの、そんなに嫌かなぁ」


そうなのかなぁ、と呟いて剣士の死体をずるずると引き摺る。


倒木の上に魘夢と2人で座って、剣士の腕に噛み付く



魘「あれ、いただきますって言った?」


「あ!いただきます!!」



そう叫んで肉を噛みちぎる。


咀嚼すればするほど広がる肉と血の味



「んー! 美味しい!」


魘「うーん、悪くないね♡」



ガツガツと私が1人を食べている間に、魘夢は2人目に突入した。


その時、魘夢があ、と声を上げる



魘「こいつ、匂いは薄いけど稀血だね」


「え!?」


ほら、と肉を少し分けてもらう。


…うーん、あんまり変わらなく無い?



「違いが分からない…」


魘「ふふ、まぁ少し薄いかな。」



とりあえず食べるといいよ。と言われてその人間は半分こした。



まぁ美味しかったけど、稀血ってこんなもんなのかなぁ?

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作者名:カンザキヒヨリ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年9月27日 1時

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