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参 ページ3
ガタン、と玄関の扉が開き、風が家の中に入ってくる。
それに気付いた2人が振り向くと、そこには長身の男性が立っている。
着物を身にまとった、吸い込まれるような黒い髪を揺らし、真っ赤な目でこちらを見つめていた。
魘「…すみません。今日はもう閉院なんですぅ」
そうニコッと魘夢が男性に笑いかけると、男性はふっと笑った
?「お前らのやり方は何度も見てきた。人を殺す事に慣れている。…私腹を満たす為に人を殺す。素晴らしい。それでこそ、鬼になるべき者達だ」
Aは意味が分からない、と言うような顔をした。が、どこか人間とはちがう何かを感じ取り、妙に納得する様な様子も見せた。
無惨「私はお前達のような部下を探していた。鬼になれば無限の時を生きられる上に好きなだけ人を殺していいのだ。」
さぁ、と手を差し出され、2人は立ち上がり無惨の前に座る。
2人の体内に流し込まれる無惨の血液
暫く蹲り、苦しんだ後、2人は顔を上げた
無「さぁ、私の役に立て。鬼狩りを殺せ。」
それが2人にとって、最初の任務だった。
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