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意を決して目を瞑ったが、その瞬間は来なかった。
その代わりに身体が浮く様な感覚に襲われ、目を開ける
…誰かに姫抱きされてる?
『…全く。お家で静かに待ってなさいと言ったじゃないか』
「…っ! 魘夢!!!」
私を姫抱きしていたのは魘夢。
急いで来たのか、少し汗が滲んでいた。
木の上に着地すると、魘夢は下にいる人物に声をかける。
魘「…君、柱だねぇ。それは強い訳だ。」
くらっと、稀血の強い匂いが風に乗ってくる。
不死川「ケッ。下弦の壱のお出ましか。いいぜ来いよ。俺は風柱、不死川実弥! 2人まとめてたたっ切る!!」
魘「残念だけど、もう夜明けが近い。また今度ゆっくり戦おうねぇ…」
不死川「あっ!おい!!」
魘夢はそう言うとそのまま家の方向まで颯爽と向かう。
私は離れないようにしっかりと彼の腕を掴む。
魘「…全く。俺を焦らす天才だね。君は」
「…ゴメンナサイ」
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