竈門の長男、ヒーローを目指す【鬼滅の刃】【ヒロアカ】【竈門炭治郎】 (ページ9)

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「ドア、大きすぎやしないか…？」
それが俺のこの学校に来て第一声だった。
これは世間で言うばりあふりーという奴なのだろうか？
しげしげと見ていると後ろからあの…という遠慮がちな声が聞こえた。

あれ…この匂いは……。

「あの君、中に入らなって君はあの時僕を助けてくれた……。」

「君は確かあの時のロボットを倒した…。」

やっぱり！
俺に話しかけてくれたのは、あの時ロボットを倒した男の子だった。
うんうん、前は慌ててたから匂いをあまり覚えていなかったがこの男の子からはとても優しい匂いがした。
きっと善逸も優しい音だと言う筈だ。

「あの時はありがとうございました！あのまま助けてくれなかったら俺怪我が増えてただろうから…。」
もじもじと恥ずかしそうに言う男の子に思わず頭を撫でてしまいそうになる。
この姿、良く茂が恥ずかしそうに物を頼む時にそっくりだ！！

「良いや、気にしないでくれ！それと君の名前はなんて言うんだ？俺は竈門炭治郎と言う！」

「僕の名前は緑谷出久。こんな所で喋ってないでせっかくだから教室の中で話そう！」
出久の言葉にここはドア前だった事を思い出してドアをガラリと開けるとそこには、黄色いツンツン頭の男の子と眼鏡をかけた男の子が喧嘩？みたいな事をしていた。

途中で出久がそのツンツン頭の男の子を呼び止めていたが俺には良く分からない。

まぁその後出久と色々な事を話したが俺は途中で気配を感じ慌てて座った。
この気配はここの生徒とは桁外れの気配、そして匂い。
きっとトップヒーローじゃないのだろうか。

「お友達ごっこならよそでやりな。ここはヒーロー科だ。」