竈門の長男、ヒーローを目指す【鬼滅の刃】【ヒロアカ】【竈門炭治郎】 (ページ6)

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伍ページ6

日が立つのはこんなにも早いものか…。
今日は雄英高校の試験日だ。
この日の為に鍛錬も勉強量も何時もの倍以上にした。
そのおかげで剣の腕前は予想だがきっと無惨と戦っていた時と同じくらいだろう。

中学の先生も元々俺を雄英高校を推薦しようと思っていたらしく、俺がここを受けると聞いて噂だがたいそう喜んだらしい。
何故俺じゃなくて先生が喜ぶんだろうか…。

そんな事をボンヤリと考えていると何時の間にかプレゼント・マイクからの説明は終わっていた。
全然聞いていなかったが、なんとなくは知っている。
なんとかなるだろう。

どんどん人が移動を始めたからきっと試験場所に移動するんだ。
俺もついて行こう。

準備が整うと皆一気に構えている。
もうすぐ始まるんだ……。
前世の最終選別の様に死人は出ない、落ち着き、安全に行動しよう。

『ハイ、スタート！！！！』
俺は一気に駆け出した。
この勝負はきっとロボットを倒しポイントを多く稼いだもので受けるかどうかが決まる。
ならば倒すのみだ！

後ろからギャーギャー聞こえるが、気にしない。
気にしたらきっと落ちてしまう。

早速3Pロボットが出てきて俺は日輪刀を構える。

「水の呼吸壱ノ型水面切り！」
ロボットはあっさりと壊れて俺は崩れ落ちるロボットの片に足を着き次のロボットまで跳躍力だけで飛ぶ。
この場合は……。

「水の呼吸捌ノ型滝壺！」
全身を真っ二つに斬られロボットは半分のまま横に倒れる。
うぅ…なんか既視感があるな…。

進んでいくうちに怪我をしている人が増えてきて手当をする技術をあまり持っていない俺はあまり攻撃が当たらない様な建物にその人を避難させる。

勿論、怖がっている人もいるだろうからしのぶさんみたいにもう大丈夫ですよ。と声をかけてやると少なからずホッと体の力を抜いていた。

良かった…これで少しは楽にロボットを倒せるだろう。
俺は走りながら水の呼吸を使い着々と周りに差を付けながら突き進んでいった。