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向井 side
めめは絶対
Aのこと好きやと思うねん
だからAが告ったって言った時
絶対上手くいくもんだと勝手に思ってたんだけどその次に出た言葉は俺の予想をはるかに超えていた
その日からどんどん元気無くなっていって
俺らが話しててもうわの空って感じ
向井 「 あれ 、 Aどこ行ったん ? 」
渡辺 「 俺らが補習行ってるあいだに帰った ?
…… なわけないか 、 カバンあるし 」
昼休みが終わって
自分の席に着いたら隣にいるはずのAがいない
次の時間に入ってきた先生も
なんでかわからないけどAがいないことはスルー
おかしいなあ 、
いつもやったら俺らに何か言って帰るのに
一瞬屋上かなとも思ってん
でもこんな豪雨で雷鳴ってる中いるわけないやんって思ったから見に行くこともしなかった
向井 「 あ ! ふっかさん !! 」
深澤 「 おお ! 康二じゃん !! 」
向井 「 相変わらず顔大きいっすね 〜 !
あれ 、 めめと照にぃは ? 」
深澤 「 照は委員会でめめはわかんねーんだよ 、
連絡も繋がらないしさ 〜 」
中学時代の先輩
上京する前に片道1時間かけて中学行ってて 、 まあ今から思えばなんでそんなとこ行ってたんって話やねんけど
とりあえず近隣の中学治安悪くて行きたくなかってん
それでみんなここの高校やし
俺も別に行く宛なかったからちゃんと上京してここに来たってわけよ
…… ってなんか思い出に浸ってしまって話ズレた
向井 「 なあふっかさん ! 最近めめどんな感じ ? 」
深澤 「 ん? あぁ 、 あいつなんかあったのかなって心配するくらい元気ないよ 、
俺らに相談もしないし 、 何も無ければいいけど 」
ほらやっぱり
嫌な予感が的中 、 めめ絶対なんかあったんや
向井 「 ふっかさんありがとう ! ばいばい !! 」
深澤 「 おーう !! 」
さてと 、
どうにかしなな 、 あの2人
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作者名:遥香 | 作成日時:2020年4月6日 12時