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目黒 side
ずっと女は嫌いだって言って避け続けてきたけど
本当は恋愛をするのが怖かった
俺が本当のことを伝えただけで
女の人を駄目にしてしまって最終的には未遂させちゃうくらいなんだって
あの日以来そう思い込んでしまった
田中 「 俺はもう十分だと思うけど ? 」
目黒 「 …… 悔やんでも悔やみきれないことってあるよな 」
結局
真春の親御さんからはもう顔も見たくないって言われて 、 謝ることも出来なかった
ただあの時
ごめんねって 、 俺は真春がだいすきだって伝えればよかったのかなって
目黒 「 考えてももう遅いよな 」
そんな冷めきった心に
また前を歩けるかもって希望を持たせてくれたのがAだったんだ
3年になった時
久しぶりに屋上に行くとAがいた
目黒 「 ねぇ、君そこで何してるの ? 」
なんだかわからないけど
Aの後ろ姿を見ると自然になにかが惹き付けられて 、 自然と声をかけていた
「 今日 、 空が綺麗だなって 」
嬉しそうに微笑みながら俺を見て
Aはそう言ったんだ
きっとこの時
俺はAに一目惚れしていた
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作者名:遥香 | 作成日時:2020年4月6日 12時