扉の向こう側【黒】 (ページ18)

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先輩たちが来てくださって

中に案内してもらう方にバトンタッチ

向井｢なあA ！めめ来てんで！！｣

｢ …… 嘘っ！！全然気づかなかった｣

向井｢ほら、見てみ？｣

こうちゃんが指さす先を見てみると

どうやらさっき来てくださった先輩たちと一緒にいたっぽかったんだけど全然気が付かなかった

向井｢はい、

これあそこのテーブルのやから持って行ってきーや！｣

｢でも、こんな姿先輩に恥ずかしくて見せられない｣

向井｢だーいじょうぶ！可愛いって！！｣

こうちゃんに頭をぽんぽんってされた後

どうやら先輩たちが頼んだであろうものがトレーの上に置いてあってこうちゃんも注文聞きに行ったから行かざるを得ない状況になってしまった

｢お待たせしました｣

深澤｢あ、例のかわい子ちゃんだ｣

｢かわい子ちゃん … ですか？｣

深澤｢こいつが君のこと可愛いって言うから来たんだけどやっぱり君可愛い｣

゛やめろよふっか゛って顔を赤くしふっかさん？っていう人の頭を叩いている

…… その横からずっと視線を感じるんだけど

｢先輩、来てくださったんですね｣

目黒｢うん、なんで俺に教えてくれなかったの｣

深澤｢え、お前この子と知り合いなの？！｣

目黒｢まあな、だから変な目で見るなよ｣

｢ …… やばい、、｣

渡辺｢なんでそんなに茹でたこみたいに顔真っ赤にしてるの｣

｢だって … ！｣

さっき先輩たちの元から去ろうとした時

゛こいつ俺のだから手出すなよ゛って言ってた目黒先輩

ねぇ先輩？

………… やっぱりいつまでも先輩は狡いです