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目黒 side
岩本 「 なあ2人とも !
2年生さ 、 メイド喫茶してるクラスあるんだって ! 」
深澤 「 うっそまじで ! 行きたいんだけど ! 」
目黒 「 え、 マジで言ってんの ? 」
メイド喫茶ってことは
俺の嫌いな女がいっぱいいるってことだろ ?
…… でもこいつら乗り気だしな
目黒 「 どこのクラス ? 」
岩本 「 んーっとね 、 3組だったかな 」
深澤 「 あ、 ここじゃね ? 」
辰哉の指さすクラスの前には
メイド服で売り込みしてる女の子がいて
目黒 「 …… Aが着てたら可愛いだろうな 」
深澤 「 え? めめなんか言った ? 」
目黒 「 いや、なんにも 」
不意にもAのことが出てきた俺
…… 駄目だ 、 疲れてるだけ
そうやって目の前にある恋愛に少し怯えてただ今は受け止めるのが怖かったんだ
深澤 「 うっひょー!何あの子 ! めっちゃ可愛いじゃん !! 」
岩本 「 いややばい ! 誰あの子 !! 」
辰哉と照の好みなんてたかが知れてる
なんて思って見なかったんだけど
「 あの …… 何名様ですか ? 」
岩本 「 3名です !! 」
「 こちらへどうぞ ? 」
…… 嘘だろ 、
なんか聞き覚えのある声だなって思って照の後ろに隠れてたけど肩越しに見える女の子は
さっき俺の思い描いていたAの姿
俺が同様してるのに対して
Aは俺が来ていることに気がついていないっぽくて席案内は別の子がしてくれた
向井 「 こちらメニューです
…… ってめめやん ! 」
目黒 「 あ、 康二じゃん 」
深澤 「 なになに知り合い ? 」
向井 「 はい !! めめには可愛がってもらってて …
あ、どうも ! みんなの … 「 こいつ生意気な後輩 」
こいつの長ったらしい自己紹介を遮りAの姿を探すものの見当たらない
目黒 「 なぁ、康二ちょっと 」
耳打ちで
゛ Aってどこにいるの ? ゛ って聞いたらニヤってしたあと去っていった
にしてもいろいろありすぎて心臓さっきからうるさい
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作者名:遥香 | 作成日時:2020年4月6日 12時