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目黒 side




 






 






 



俺らのクラスは模擬店するから

試作品作ったり売り込みの看板作ったりするんだけど女子がやたらとべたべたしてきてうざい




 






 






 





女子 「 あの …… 目黒くん ?

よかったら私の作った焼きそば食べない ? 」


「 俺腹減ってないからいいわ 」



 






 






だっていちいち゛ 私の作った ゛ って言う必要あるの ? いやないじゃん

 

顔がいいって言ってもらえるのに対してだいたい近寄ってくる女子はみんな俺の顔目当て


 





 





 





 









深澤 「 おいれーん 、 自販機行かね ? 」


目黒 「 お前1人で行けよ 笑 」


深澤 「 いーじゃん 、 1人寂しいんだよ ! 笑 」




 









 









俺の幼なじみ兼親友の辰哉


3年間恵まれたことに同じクラスでずっと俺の事呼んでくるんだけどさ 笑

 





 






 









 






深澤 「 なーににしよっかな 〜 」


目黒 「 お前このコーヒーでいいじゃん 」


深澤 「 …… 飲めないこと知ってて言ってるだろ ! 」


目黒 「 さあ ? 笑 」





 





 






 







ずっと何にしようかなーって

あーでもないこーでもないって言いながら選んでる


 


 
まだ決まりそうにもなかったから

周りをキョロキョロしてたら大きな木材を持って今にも押しつぶされそうな女の子



 





 






…… あれ絶対Aじゃん


 





急いでいちごオーレを買って

Aがいるところまで走る


後ろで辰哉が呼んでたけどそんなの無視



 






 






 





 





「 んわっ …… ごめんなさい ! 」



 





 





わざと隣から肩をぶつけたんだけど

Aは前が見えてないから俺だって気づいてない


 

チビのくせにこんな大きなの持たされて怪我したらどうするの


 

 


小さいAから木材を取って持ったら

後ろで放心状態で突っ立ってる


 






 









目黒 「 ほらおいで 、 置いていくぞ 」



 








 






 









 




なんて言ったらぱーって一気に笑顔になって

不意にも可愛いなって思ったのは内緒

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作者名:遥香 | 作成日時:2020年4月6日 12時

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