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#3 ページ3
重岡先生が教室から出た後、天敵が茶化しにきた
《重岡といい感じやん》
「は？なわけないじゃん」
《俺、重岡には絶対負けたくないわー》
「負けてるかもね」
《え！それどういう意味？》
あとは知らん振りをして天敵をかわした
ちょっと重岡先生が気になる
先生って感じがしなくて面白そう
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ…
みんな一斉にドアの方を見る
《あ！流星やー》
不登校気味のヤンキー 藤井流星だ
耳にはピアスが何個も…
ネックレスも絡みそうなくらい付けてる
〈あ。渡辺だ…〉
そう
藤井が来たら厄介なんだ
ｷﾞｭｯ…
「うっ…」
〈渡辺の匂い…〉
「苦しい…」
《今日もイチャイチャしてんなぁ》
天敵が茶化して来たとこで無理矢理離れた
〈今日も頑張れそう…〉
「はぁ…」
私の天敵２号だ…
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作者名：レッドカラー | 作成日時：2017年5月24日 20時
