キンプリお仕置き小説 (ページ31)

今日:13 hit、昨日:17 hit、合計:105,988 hit

3 ページ31

中島side

やっと仕事が落ち着いた、今日は休みだから菊池の所に行くとするか。

インターフォン鳴らしても、素直に出るわけがない。

合鍵を使って、家の中に入った。

リビングのドアを開けると、固まる菊池と平野。

気にせずリビングのドアを閉めて、二人の元へ向かう。

後退りする菊池と、固まる平野。

とりあえず菊池の腕を掴んで、平野の腕も掴む。

菊池「離せ。」

平野「離してください。」

中島「離すかよ、岸に連絡させてもらうから。」

平野「ふぇぇぇん。」

中島「泣いても、無駄だ。」

岸に電話する合間も、二人ともジタバタして暴れてる。

中島「お座り。」

俺が腕を組んで睨みをきかすと、二人とも床に正座した。

中島「菊池、平野。」

菊池「・・・。」

平野「・・・。」

何も言わずに、ただ泣いている二人。

岸「しゃーせん。」

中島「いいぞ、入って。」

岸がちょうど来て、声をかけてきたから入っていいよと告げた。

中島「俺が来た時、逃げようとしたから怪しいと思って、電話したんだけど。」

岸「お仕置きしようとしたら、逃げられまして、まじしゃーせん、助かりました。」

中島「そうだったんだ、ここでしちゃいなよ。」

岸「そうすっね、そうします。」

真っ青になって逃げようとした平野を、岸が素早く腕を掴んだ。

平野「ふぇぇぇん。」

岸「泣いても無駄、逃げた分と迷惑かけた分合わせて100以上するからな。」

平野「うぇぇぇぇん。」

うわーさらっと怖い事言ったよ、俺もそうだけど。

俺はあえて、言わないけどね。

二人共、しっかり反省して下さい。