キンプリお仕置き小説 (ページ16)

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大野side

うちの末っ子が、盛大に遅刻した。

謝りもせず、態度が悪いまんま。

おまけに、後輩二人も遅刻して来た。

打ち合わせも挨拶も来なかったし、なんかなければ末っ子と一緒に、お仕置きしますか。

なにもないと言ったので、お仕置きする事にした。

不貞腐れてる末っ子を引きずりながら、翔ちゃんに二人を連れて来てもらうように頼んだ。

楽屋に入って直ぐに、翔ちゃんに連れられて二人がやって来た。

俺と翔ちゃんはソファーに座り、三人は下を向いたまま立っている。

大野「潤、なんで怒られてるか分かってる？」

松本「・・・。」

大野「潤！！」

松本「遅刻して、態度悪かった。」

大野「態度とか遅刻とか悪い事して、反省するには何されるんだっけ、永瀬。」

永瀬「お仕置き。」

大野「そのお仕置きとは何、平野。」

平野「お尻ペンペン。」

大野「今の三人には、執拗な事だよね。」

黙り込んだまま、微動だにしない三人。

大野「はぁ、翔ちゃん。」

櫻井「了解。」

楽屋にある狭い空間、荷物入れになっていて扉もついている。

そこに、三人を連れて行く。

無理やり中に突っ込み、扉を閉めた。

ほうき３つでさえぎり、三人が扉を叩きまくるけどビクともしない。

大野「反省するまで、出さないからね！」

永瀬「びぇぇぇぇぇん、反省するから出してや、お願いします。」

平野「うぇぇぇぇん、反省したから出して、お願いします。」

松本「うわぁぁぁん、ちゃんと反省するから出して、お願い！」

直ぐに大泣きする声が聞こえてきたから、扉を開けて出した。

櫻井「三人共、おいで。」

三人共泣きながら、翔ちゃんがいるソファーに向かって行った。

三人共、しっかり反省しようね。