お尻ペンペンbaseball9

迷子#能見×坂本(V6登場) ページ3

能見side

移動して来てすぐに、鳥と二人でテレビ局で取材。

誠志郎は、中谷と共にホテルに戻って行った。

テレビ局について、スマホを忘れた事に気付いた俺。

無くても困らないけど、テレビの取材まで1時間半ある。

鳥に電話をかり、誠志郎に電話をする事にした。

能見「誠志郎、能見さんのスマホをテレビ局まで、持ってこれる？」

坂本「頑張って、持って行く。」

能見「じゃあ、お願いね。」

坂本「はーい。」

局の下まで降りようとしたけど、メイクに打ち合わせがあるから動かないでほしいと言われた。

鳥谷「能見さん、大丈夫だから。少しは落ちついたら、とりあえず座ってコーヒー飲みなよ。」

能見「なんで、そんなに冷静になれるんだよ。」

鳥谷「だって局まで、タクシーなんだから。問題ないでしょ、誠志郎もお口あるんだから大丈夫だよ、でもパニック起こしたら問題だけど。」

能見「そこなんだよ。」

30分は経つから、心配は余計に膨らむわけで。

能見「やっぱり、探しに行かなきゃ。」

スタッフ「すみません、打ち合わせがあるので。」

能見「打ち合わせより、大事なんだよ。」

スタッフ「そう言われましても。」

能見「うちの子になんかあったら、責任とれるわけ。」

スタッフ「それは。」

能見「じゃあ行かせろよ、じゃなきゃテレビの取材は断るからな。」

鳥谷「はい能見さん、スットプ。」

能見「なんで、とめるんだよ。」

鳥谷「落ち着いてよ、スタッフさんに八つ当たりしても仕方ないでしょ！」

能見「分かったよ。」

スタッフ「なんかすみません、もう少ししたらメイクさんが迎えに来ますので、よろしくお願いします。」

鳥谷「はい、分かりました。」

スタッフが出て行き、鳥がコーヒーを淹れて持って来てくれた。

鳥谷「翔に電話したら、こっちのTV局にいる先輩にお願いして探してもらうって、さっき電話でそう言ってた。」

能見「分かった。」

俺は渋々返事をし、無事である事を願うばかりだった。

2→←作者

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す