お尻ペンペンbaseball9

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陽side

渋滞にはまり、球場につくのが遅くなってしまった。

急いでロッカーに向かうと、人集りが出来ていた。

丸「おはようございます、タオル濡れてたんです。」

陽「おはよう、犯人分かるから。」

丸「本当ですか。」

陽「ほら、俺のロッカーもこの通り。」

ロッカーを開けると、あらゆるものが落ちて来た。

丸「凄いですね。」

陽「勇人、来なさい！」

丸やら若手はぞろぞろ出て行き、残ったのは監督とベテランのみ。

陽「早く、来なさい！」

素直に来ないから、休憩所に居るであろう勇人を迎えに行った。

陽「勇人、来なさい。」

「いやや、行かへん。」

陽「もう俺怒った、言ったこと聞かない子は悪い子だね、反省するまで出しませんから。」

勇人の手を引きずり、真っ暗な狭い倉庫の中へ。

その中に押し込めると、外から鍵を閉めた。

「うわーん。」

陽「泣いても無駄、勇人は悪い子でしょ。」

「勇人は、良い子。」

陽「悪い子だよ、悪戯してないんでしょ。」

「勇人、誠司と悪戯した。」

陽「じゃあ、お仕置きちゃんと受ける。」

「受けるから、出して。」

陽「分かった。」

鍵を開けて、勇人を出した。

勇人は泣きながら、ロッカーに戻っていった。

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