お尻ペンペンbaseball9

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能見side

タバコを吸って帰って来た誠志郎を、部屋から追い出した。

反省したら、開けてやるつもりが。

2時間以上、音沙汰が無い。

心配になり、探しに行こうとしたら。

鳥に背負われて、熱を出した誠志郎が帰って来た。

ちゃんと謝って、泣きじゃくり咳をしている誠志郎を、ベットに寝かす。

能見「体温計、取ってくる。」

坂本「嫌、行ったら。」

誠志郎が弱々しく、俺の手を掴んできた。

鳥谷「俺が色々取ってくるから、能見さんは側にいてあげて。」

能見「分かった、お願い。」

鳥が色々取りに行ってくれたから、俺は誠志郎の側に寝転んだ。

そして抱き締めると、笑みを浮かべながら眠った誠志郎。

鳥谷「寝ちゃた？」

能見「寝たよ。」

戻って来た鳥から体温計を受け取り、誠志郎の脇に挟んだ。

おでこに冷えピタを貼って、体温計を取り出す。

能見「38度。」

鳥谷「泣き疲れからくる、熱だね。」

能見「しんどいよね。」

鳥谷「剤薬、入れようか。」

能見「そうだね。」

誠志郎のズボンとパンツを脱がして、剤薬を入れる。

坂本「能見さん。」

能見「大丈夫。」

鳥谷「誠志郎がいい子だから、もう終わったよ。」

能見「もう大丈夫だから、寝なさい。」

俺が笑顔で頭を撫でてやると、目を閉じて深い眠りについた誠志郎。

鳥谷「コーヒーどうぞ。」

能見「ありがとう。」

鳥谷「どうします？」

能見「明日かな、今行って誠志郎が起きた時
居なかったら、パニック起こすと大変だし、側に居てあげたいから。」

鳥谷「分かった。」

坂本「うぇぇぇん、能見さん。」

能見「ごめんごめん、コーヒー飲んでた。今すぐ、そっちに行くからね。」

起きたらしく、俺が居なかったから泣きながら名前を呼ばれて、慌てて向かう。

能見「俺のパーカーの紐、美味しいか。」

坂本「落ちつく。」

能見「それくわえながら、寝なさい。」

坂本「おやすみ。」

能見「おやすみ。」

俺のパーカーの紐を加えながら、眠った誠志郎。

可愛いくて、写真に収めた。

その横に寝転び、抱き締めて眠るのだった。

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