《紅一点》は大変です

手強い ページ3

重たい足取りでのんちゃんの部屋へ




ドンドンっ




『のんちゃん？起きて！おーきーてー！』




部屋に入っても全然起きない





体を揺さぶるけどこんなんで起きるやつではないし




私はいつものようにする




『望！起きてよ、起きてくれてらアーンしてあげるから！』




名前呼び＆アーンのサービスで起こす




望「え！ホンマに!?おはーA！」




そしたらのんちゃんは私を抱きしめる




『はいはい、離して。苦しーい！』




望「えー今から流星の部屋行くん？」




『おん、すぐ戻るから下行っとって』




望「はーい」




のんちゃんの部屋を出たあとは流星の部屋！




流星はすっごい手強い




みんなも知っとるやろ？




のんちゃんの部屋よりもっと足取りは重たいものになっていた




ドンドンドンドンドン！




みんなの部屋よりすっごい勢いでドアを叩く




『流星〜入るでー!?』




ドアを開けるとベットにスヤスヤ眠る流星




毎朝来るけどいつも変わらずキレイな顔





流星の顔を見つめてるとハッ！となる




起こさなきゃ！って




『なぁー！流星起きてやー』





流星には徹底して揺さぶる




『流星ー！流星ー！みんなもう行っちゃうよ』




流「ん、Aー」




名前を呼ばれ起きた！って喜んでると毎朝ベットに引きづりこまれる




流「んーAもうちょっと寝よやー」




『もーダメ！はよ起きて！』




ベットの中でもがいても流星の力には勝てない




『りゅーせーい！離さんとご飯食べれんやん』




流「ええやんそれでも〜」




会話をしていくとだんだん流星は起きてくれる




『なぁ流星、今度2人だけオフの日あるやん？その日に2人で、買い物いこや！』




流「お、ホンマにー？ええよぉー！」




『でも今日の仕事やらんかったらその日仕事なるかもな？』




流「え、それはあかん」




『あかんやろ？やから今日は仕事行こ？やから起きて』





流「うーん、起こして」




は？あんた身長どんだけあると思ってるんよ！




って毎朝言うからもう慣れた




『はいはい、んじゃ離してー』




離してもらってベットから出て流星の手を引っ張る




『む、無理や。できひん』





流「えぇーなら起きん」





こうなったら

作戦成功→←いつもの朝

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す