De#8 ページ22
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「Aさん」
『んー、神里くん』
「飲み過ぎじゃないですか」
『えー全然飲んでないよ』
「顔真っ赤ですよ」
『そうかなー』
「熱い」
『神里くん』
「はい」
『手、冷たくて気持ちいい』
頬に添えられた神里くんの手が
冷たくて気持ちいい
つい気持ち良くてその手に
顔をすり寄せてしまう。
「Aさん」
『んー』
「このまま俺と」
『俺と？』
「その、俺と」
「ふっ」
「.........」
『恵太？なに笑ってるの』
「いや面白くて」
「............」
「睨むなよ」
私たちの向かい側に座ってる恵太が
笑い出して会話が中断してしまった。
何かを言いかけた神里くんは
笑う恵太を鋭い眼差しで睨んでる
「そもそも飲み会で口説くなよ」
「別に口説いてねぇし」
「今抜け出そうとしただろ」
「............」
『神里くん抜けるの？』
「だれかさんと一緒に抜けたいみたいですよー」
「おい」
『そっかー、恵太と抜けちゃうのか』
「...俺とじゃなくて」
『じゃあ誰とー？』
「それは」
んーやばい
眠たくなってきた
神里くんの言う通り
飲み過ぎちゃったかも
久しぶりのチームの飲み会で
ハメを外しすぎちゃった
目の前にいる神里くんの顔が
ボヤけて
「Aさん」
「すいません」
遠くでそんな声が聞こえた気がした
『...あれ』
私、布団の上にいる
柔らかい布団の上
でも私の家の布団じゃない
じゃあこれはどこの布団？
重たい身体を起こし確認する
『ここ...どこ...』
ダブルよりも少し大きい
ワイドダブルのベッド
ベッドの前にはソファとテレビ
あと小さな冷蔵庫に電話機
誰かの家なのかな
でもこの部屋
窓がない
周りを見渡していると
２枚ある扉の１つが開いた。
「あ」
『神里くん』
「...どうも」
『どうし「すいません！」
『え』
「本当にすいません」
『な、なにが』
「酔い潰れたAさんを家まで送れって佐野が
でもAさんの家知らないし俺は寮だし、だから」
『ちょっ、ちょっと待って』
「はい」
『お互いに一旦落ち着こう』
思い出した
神里くんと恵太と話してる途中で
私寝ちゃったんだ。
それで眠った私を神里くんが送ることになって
でも神里くんは私の家が何処にあるか知らなかった
そして、神里くんは寮暮らし
困った彼が連れてきた場所が
ホテル
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ぴか(プロフ) - コメント失礼します。パスワード保護の作品を拝見したいのですが、どこにメッセージを送ればいいかわかりません。教えていただてないでしょうか？成人済みです。 (2020年2月20日 22時) (
レス) id: 662766437e (このIDを非表示/違反報告)
あっさん(プロフ) - 初めまして！読ませてもらってます、すごく面白いです！丸選手のもっと見たいです(＞＜)できたらお願いします(._.) (2019年8月27日 11時) (レス) id: 472d8e7748 (このIDを非表示/違反報告)
つー(プロフ) - 全く中途半端だとは感じませんでしたよ！また更新楽しみにしておきます！スランプが大変なのは、よくわかるので……。ゆっくり楽しみながら書かれて下さい！リクエストに対応してくださり有難うございました。 (2019年8月26日 2時) (レス) id: 93addbfaf2 (このIDを非表示/違反報告)
つー - 初めまして、つーと申します。リクエストなのですが3の、続編書こうか迷っていると書かれていた小林選手との後日談をお願いしたいです。いつも楽しみによんでいます！おれんじさん、これからも、頑張ってくださいね！！ (2019年7月14日 22時) (レス) id: 4eca82afd5 (このIDを非表示/違反報告)
kobamina0531(プロフ) - リクエストありがとうございました。また同じ設定で違うパターン書いてほしいです (2019年7月6日 15時) (レス) id: 09902afc1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おれんじ | 作成日時：2019年6月22日 23時
