隣にいてもいいですか【3】 (ページ43)

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De#37 ページ43

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「Aさん」

『............』

「Aさん！」

『...っ』

「起きました？」

『あ、ごめん』

彼の声に慌てて目を開けると
心配そうに見つめる泰史の姿

彼氏と家デート中に
いつの間にか寝てしまっていた。

最近忙しかったからかな
それとも隣にいる彼の体温が心地よかったからかも

「眠いならベッド行った方がいいですよ」

『うーん、大丈夫』

「そうは見えないですけど」

『でも...せっかく...泰史に会えたのに』

「Aさん」

『んー？』

「俺の首に手を回して」

『え、どうし...っ』

え、どうして？と尋ねる終わる前に
彼の腕が伸びてきた。

ソファに座っている私を軽々持ち上げ
そのまま運ばれる

『ちょっ、ちょっと』

「鍛えてるんで大丈夫っす」

『いや、私が大丈夫じゃない！』

「暴れない」

『......はい』

怒られた私は大人しく彼に身体を委ねた。

寝室に到着するとベッドに降ろされ
そして彼も私の横へ寝転がった。

『泰史？』

「一緒に寝ましょう」

『いいの？』

「はい、俺も眠かったんで」

『......ありがとう』

「Aさん、きて」

腕を広げ私を見つめる彼に身体を寄せる
鍛えられた分厚い胸に顔をうめる

暖かい彼の体温が心地よくて
どんどん瞼が重くなっていく

「夕飯はAさんの手料理が食べたいです」

『いいよー手伝ってくれる？』

「もちろん」

『...ありがとう』

「Aさん」

『んー？』

「おやすみ」

『おやすみ、泰史』

起きたら彼の好きな物をたくさん作ってあげよう

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推しの楠本くんの活躍が嬉しくて
毎試合泣いてます(;_;)

ただ、好き過ぎて小説が書けない。

首大丈夫かな...