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De#29 ページ28

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寝返りをうつと手に何かが当たり目が覚める。


目を開けると凛々しい寝顔があった。


久しぶりに見る彼氏の寝顔
嬉しくなってつい光くんに抱き着く。


「んー」


『光くん?』


「んー」


彼は寝ぼけたまま私を抱き締め返してくれた。


気を良くした私は彼の胸に顔を埋めて心臓の音に耳を傾ける。


心地いい心臓の音と大好きな彼の匂いに安心して
私はウトウトし始めそのまま眠りにつく。









頭を誰かに撫でられている感覚で目が覚める。

「A?」


『んー』



私はまだ彼の胸の中にいた。
彼は私を胸に抱きながら髪の毛を触っていた。



「Aはいい匂いがするね」


『そうかなー?』


「うん、いい匂いがする」


『シャンプーかな?』


「シャンプーの匂いかー」



私の頭に顔を近づけ匂いを嗅いでくる。
そのまま徐々に顔を下げて首元に顔を近づける。




またくんくんって嗅いでくる。



『光くん、くすぐったいよー』


「いい匂いする」


胸の中にいた私を少し離して今度は徐々に身体ごと下げてきた。
そのまま私の胸元に顔を寄せ抱き着いてきた。



さっきまでの体制だが立場が逆になっている。



「Aの身体いい匂いする」


『今日の光くんは甘えん坊だね?』


「今日は甘えたい」



みんなの前ではいつも頼もしいお兄さんなのになー
でもこの姿を見れるのは私だけなんだと思うと嬉しくなる。





私の胸に抱き着く光くんの頭を撫でる。




「Aの心臓の音聞いてたら眠くなってきた」


『さっきの私と同じことになってる(笑)』


「そうなの?」


『うん、だから光くん寝ていいよー』


「うん...寝る」


すぐに彼の寝息が聞こえてきた。
その寝息に耳を傾けると私もまたウトウトし始めた。



起き上がるのはしばらく後だなーって思いながら
光くんの寝息と匂いを感じて目をつぶった。









✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽―

改めて自分の小説を確認すると誤字だらけで
死にたくなりました。

いつもこんな駄作を見ていただき、
本当にありがとうございます。

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作者名:おれんじ | 作成日時:2018年12月12日 23時

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