続き1 ページ38
『変…?』
いや、ゴーグル君が変なのはよーく知っているが、そういう訳じゃない。
どう変だというのだろうか…それが分からなかった。
ゴーグル「うん、Aちゃんといると胸がきゅうに苦しくなって…熱みたいにクラクラするんだ…!」
ほら、とパイロットゴーグルを上げ、おでこをこつんっと合わせられる。
『…ち、近っ…!……って、熱?』
言われてみれば、ゴーグル君の顔は少し火照って見える…。
ゴーグル「うん!…これAちゃんといるときにしかならないんだよね…!何か知ってる…?」
知ってるかと言われても…。
心当たりはないが、私はある可能性に気づく…いや、でもそんなまさか…。
『わ、からない///…そ、それってなんで私のせいなの…?///』
勘違いも甚だしい自分の考えに私は少し恥ずかしくなる。
ゴーグル「おれもわかんない!/// でも、なんかこう…!」
ゴーグル君が、突然私を押し倒す。
『っ!?////』
突拍子のない子なのは知っていたが、仮にも異性との突然のスキンシップに私の思考は停止する。
ゴーグル「なんか///こうやってしてみたいって…体がむずむずする!!///」
近い…。
彼の少しあつい吐息が顔にかかって妙にくすぐったかった…。
『ご、ゴーグルくん…?///』
ゴーグル「あ、待って!こうしたら治るかも…!?///」
私が起き上がろうと、彼の胸を押そうとすると、ゴーグル君は何かに気づいたように言った。
そして、そのまま私の首に顔を近づける…。
『…ん///ちょ…!く、くすぐったいよ…///』
さ、さすがにまずいと抵抗しようとしてみても、体の力が抜けて上手く抜け出せない。
ゴーグル君は、そんな私の事はお構いなし。
純粋か否か…好奇心か情欲か。
ただ夢中で首にかじりついた。
最初は、ぺろっとしたを這わされるだけだったのが、いつの間にか歯を立ててあまがみされる…。
『…んふっ…///…あ、ゴ…っ…ーグル、くん…///っ』
くすぐったくて、痛くて気持ちいい電流のような感覚が全身を駆け巡る。
ゴーグル「ん……Aちゃんのここ、なんか噛みたくなっちゃうんだよね…!///」
悪びれる様子もなく、ただかぷっ、かぷっと首にかみつく。
よだれがつーっと首を這う。
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あんもロイド#エンペラー推し - うぉうほぉ!!最高だぜえええええええええ!! (1月17日 11時) (レス) @page21 id: 2591457723 (このIDを非表示/違反報告)
いなり(プロフ) - こむさん» コメントありがとうございます〜!スプラ3と小説の今後については日記で書いてあるので、そちらならコメ欄で自由に分かち合って結構ですよ!笑(*´ω`*)私もめっちゃ嬉しいです! (2021年2月18日 19時) (レス) id: 44292e34f7 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - スプラトゥーン3が出たんですって?!やばくないですか?!この思いを分かち合いたいんですけど迷惑だったらごめんなさい!小説も大好きです!ありがとうございました! (2021年2月18日 19時) (レス) id: 1f65b2d6f9 (このIDを非表示/違反報告)
餡子溜り(プロフ) - こむさん» できてるよー (2021年2月1日 20時) (レス) id: 54ff2b9586 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - 餡子溜りさん» ありがとうございます…レスって出来てますかね?なにせ、始めたばかりなもので… (2021年2月1日 20時) (レス) id: 1f65b2d6f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いなり | 作成日時:2019年10月27日 18時