桜の木が、なくなる前に… (ページ1)

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俺は、藤ヶ谷太輔。

今日から、高校１年生になる。

もう、桜が咲く季節か…と思いながら
家の前の桜の木の道を歩く。

宏光：「太輔～＾＾」

太輔：「先輩。」

宏光：「おはよう！一緒に行こうぜ＾＾」

太輔：「はい。」

北山宏光

１７歳。真徹高校２年生。

宏光：「今日から、太輔も高校生か～！」

太輔：「そうですね。」

？：「お～い！２人とも！」

宏光：「おっ！やま！」

智久：「その呼び方、変えてもらえないんですか？」

宏光：「皆から、山Pって呼ばれてるからさ。他の呼び方が良いんじゃないかなって思ったから。」

山下智久

１６歳。真徹高校１年生。

智久：「おはよう！太輔＾＾」

太輔：「ああ。」

宏光：「朝から、元気がない奴だ！」

智久：「まあ、先輩。そこが太輔の良い所でもあるんですよ～＾＾」

宏光：「そうだな＾＾」

俺を２人が挟んだ。

智久：「太輔、児童代表の挨拶するんだろ？カッケーな～！」

宏光：「だよな～！俺は、出来なかったぜ～。羨ましい！」

どこがだよ。
俺は、やりたくてやったわけじゃない。

宏光：「さあ！ここでお別れだ！また、後でな＾＾２人とも！」

智久：「はい！」

先輩は、２年の校舎に入っていった。

智久：「さあ！俺達も急ごうぜ＾＾」

太輔：「ああ。」