【黒バス】ただの高２じゃないんですが、【男主】

終わったら (花宮) ページ4

飯を済ませ―――(特に竜田上げが美味かった)



風呂は６人で入り―――(風呂場は俺の家より広かったけど、さすがに少し狭かった｡若干理性があれだったが、致してない)



リビングで雑魚寝し始めて約10分



因みに並びは下の通りだ



俺、A、古橋
原、瀬戸、山崎



頭を合わせて横になっている



.



原｢………起きてる人ー、手ぇあげて｣



小声で原が言った



うつ伏せになり、肘を立てて手をあげる



あげたのは俺と古橋



Aは隣で静かに寝ている



古橋｢うずうずして眠れない｣



原｢あ、わかるわかる｣



原が寝ているAに顔を近づけ、頬を指で触る



原｢意外と柔らかーい｣



古橋｢まじか｣



古橋も便乗してAの頬を軽くつまむ



Aは少し眉を潜めるが、起きない



花宮｢あんまいじるな、起きる｣



原｢やーん、花宮やっさすぃー！｣



古橋｢流石だな｣



花宮｢何がだ｣



Aを見る



窓から入ってくる微かな月明かりがAにあたり、ゾクリとくる



古橋｢………なぁ、花宮｣



花宮｢……何だよ｣



古橋｢テスト終わったら、この６人で遊びにいかないか？｣



原｢それいいね！｣



花宮｢そうだな…………終わったらな｣



原｢やったぁ！｣



花宮｢おい、もう少し静かに｣
｢っさ……なぁ……｣



ぐ い っ



花宮｢っな……!?｣



腕を引っ張られ、気付いた時にはAの腕を枕にしていた



目の前にはとろんとした眠そうなAの目



｢もぉ………寝な……明日起きられなくな……｣



Aの瞼がゆっくり閉じ、すぅすぅと寝息をたてる



原｢………寝よっか｣



古橋｢だな。おやすみ｣



花宮｢………｣



なんかの拷問か、これは



やべぇ



.



.



.



結局寝付いたのは、時計の針が２時を示した頃だった



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