Seventeen 突然来た配達お兄さん ページ18
あれから、5日。
ヒソカに喧嘩売られたのがちょっと効いたのか、キルアはあれから私をダイエットに誘う事はしなかった。
他のみんなも、安静にするようにって優しくしてくれてる。
あのイルミでさえ私に何も言ってこない。
……そして。
『ねぇイルミ〜今日誰か家に……』
「来てないよ」
『……そっか』
「少なくとも、ヒソカとは俺も会ってない」
『別にヒソカの事なんて言ってないし！』
今日も、ヒソカは来ないようだ。
あいつもキルアにトラウマ抱いてるのかな。
……それか、私に会いたくないのかな。
―…リンゴーン……
『……！』
「百面相してないで、誰か来たよ」
『百面相もしてないから！
てかあくまで私に行かせるのね！？』
ぶつくさ漫才やりながら、玄関に一番近い私がいつも配達とか郵便とかを受け取る。
ガチャリと開ければ、それはいつぞやのピエロ……ではなくて、配達のお兄さんだった
「なに……それ」
『私が聞きたい』
配達の剛力のお兄さん達2人がかりで私の部屋に運び込まれたでっかいダンボール。
宛先は不明、今確認したけど中からチッチッ、と時計の音は聞こえない。セーフ。
「ま、俺今から仕事だから
その大荷物開けるのせいぜい頑張ってなよ」
『いやそれはないだろイルミく、
え、イルミ？ まさか今の3秒でもう仕事行っちゃったの？
あんたそんなに仕事に情熱ないでしょ？イルミぃぃ！！？』
どうやら本当に行ってしまったらしいイルミ君
そのせいで私はこの馬鹿でかいダンボールを一人で開ける運命に陥った。
あ、今のカッコよかったね。
『一体なにが入ってるってのよ…
てかまず宛先不明でよく引っかからなかったわね』
バリっとガムテープを剥がしながらぶつぶつ文句を言う。
その前にガムテープ厳重に貼りすぎな。
『よし、最後……』
最後のガムテープを勢いよく外して、蓋を開ける。
そして、馬鹿でかいダンボールの中に入ってたのは。
『……え』
果物。野菜。おかず。スープ。肉。肉。肉……etc。
ダンボールいっぱいにぎちぎちに詰め込まれた大量の食べ物達。
唐揚げとステーキの量がすごい。
え、これなんの嫌がらせ？
「―…あぁ、丁度届いたんだね。良かった◆」
……なにやら窓から嫌な声がした。
Eighteen お返事ください→←Sixteen 喧嘩勃発
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おそらまめ@個人経営(プロフ) - れおなさん» うわあああ素敵なコメントを頂いて僕も嬉しい限りです…！また機会があればヒソカの新作作りたいと思ってるのでその時も是非お願いしますね！ (2017年12月14日 6時) (
レス) id: 0b0bec3b96 (このIDを非表示/違反報告)
れおな - 素晴らしいヒソカをありがとうございますほんとにもうわたしの好み理想どストライクなヒソカでしたおかげで明日も生きていけます本当にこんな素敵な作品を生み出してくださってありがとうございますうぅう(落ち着け) (2017年12月12日 19時) (レス) id: 3fff1d4b8d (このIDを非表示/違反報告)
おそらまめ＠大学生(プロフ) - みさん» もう最後はめちゃくちゃ詰め込みましたけれども…！ 最後までお読みいただきありがとうございました！！ (2016年11月6日 23時) (レス) id: b11d7f77c2 (このIDを非表示/違反報告)
み - なんだかんだ幸せな感じで終わってて面白かった！ (2016年10月17日 10時) (レス) id: 05c76846ea (このIDを非表示/違反報告)
おそらまめ＠大学生(プロフ) - hshshshsさん» わぁ…！ 何て嬉しい褒め言葉でしょうか…。ありがとうございます、更新頑張ります！ (2016年8月24日 7時) (レス) id: b11d7f77c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おそらまめ
| 作成日時：2016年2月1日 0時
