小さな平和 ページ10
とりあえずサラダのピーマンを爆豪くんのお皿に乗せた。
「おすそわけ」
「食えねえだけだろ！自分で食え！」
「やだなあ、そんなことないよ？」
って言ったのに爆豪くんがピーマンを私の口の中に突っ込んできた。
「ゔっ…苦い」
「A、大丈夫か？」
「だいじょばない…」
水で流し込んで爆豪くんを睨んだ。
いいもん、焦凍くんに食べてもらうもん。
…でもイケメンってピーマン食べるんかな。
「焦凍くんピーマン食べれる？」
「食えねえならもらうぞ」
「好き」
「俺も好きだ」
「！？」
いつものノリで言っちゃったけどだめなやつだった。
ちょっと照れる…なんて、ニヤニヤした。
「キメェ」
「なんでそんなこというの！？」
「Aはキモくねぇ。可愛いだろ」
「貸せ。俺が食う」
私の手からサラダをとった爆豪くんがピーマンだけ綺麗に食べて返してくれた。
最初からそうしてよね。
なんて偉そうなことを思いつつ「ありがとう」って言えば舌打ちされた。カルシウムとりな？
その後も他愛のない話をしながらご飯を食べた。
もちろん爆豪くんには一方的に話しかけただけです。彼本当に私のこと好きなの？
「ニュース同じのしかやってないねー」
「仕方ないよ、この状況だもん」
三奈と透ちゃんがぽちぽちチャンネルを変える。
その近くに座るとヤオモモが紅茶を出してくれた。
「じゃ、恋バナでもしよーよ」
「こんな時にも恋バナ」
「いいじゃん！こんな時だからこそ！！元気でるよ！」
響香の問いかけにそう答えた三奈。
「そうかしら？」と笑う梅雨ちゃん。
「暗い話ばっかしとるのも疲れるもんね」
「はあ…私お茶子ちゃんと結婚したい」
「結婚する？幸せにしたげるよ」
「イケメンすぎて全米が好きになっちゃう！私の麗日！」
なんて茶番を繰り広げてお茶子ちゃんに抱き付いた。
ああ、なんかもちもちしてて気持ちいい。
女の子って柔らかくて抱きしめ心地いいよね…
「はっ…峰田になるとこだった」
「麗日逃げて、襲われる」
「響香襲おっかな」
「Aちゃんになら襲われていいけど」
なんて笑うお茶子ちゃん。
もうなにこの子！一生守ろう。
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ちらす(プロフ) - 神夜さん» コメントありがとうございます♡コメントいただくともっと更新するのが楽しくなるのですごく嬉しいです(^^) (11月10日 1時) (
レス) id: 76c578a8dc (このIDを非表示/違反報告)
神夜(プロフ) - 本当に大好きな作品で今までコメントはしない勢だったんですが思わずしてしまいました♡これからも更新たのしみにしております♡ (11月9日 21時) (レス) @page13 id: 7a3da2a4c7 (このIDを非表示/違反報告)
ちらす(プロフ) - 頭おかしい人間8号さん» いつもありがとうございます♡今までで一番早く続編に移行しました(笑)楽しんでいただけるようがんばります！ (11月1日 1時) (レス) id: 673d919b26 (このIDを非表示/違反報告)
ちらす(プロフ) - 月姫さん» ありがとうございます♡楽しくてすぐにお話がいっぱいになっちゃいます…(笑)絶対に完結まで続けますのでこれからもよろしくお願いします(^^) (11月1日 1時) (レス) id: 673d919b26 (このIDを非表示/違反報告)
頭おかしい人間8号 - 続編おめでとうございます！8章？なのか？が始まったのが昨日のことのように感じる、、、これからも更新頑張ってください！ (10月31日 22時) (レス) id: aaa997ad31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらす
| 作成日時：2023年10月31日 13時
