小さな平和 ページ9
焦凍くんの帰りを雄英の入り口で待つこと20分。
「あ！おかえり焦凍くん」
やっと帰ってきた。
私を見た瞬間、目を見開いて笑顔になる。くそかわいい。
「待っててくれたのか」
「うん、お疲れさま」
嬉しそうな焦凍くんが私を抱きしめた。
ここでなんだ…！？
「かわいいな」
「…！？」
それは恥ずかしい。
戦った後だからボロボロで可愛いわけないんだけど。
「焦凍くん、戻らないと…」
「そうだな」
実は今まで隠してて隠すのやめたとか…？
これって焦凍くんの愛情表現？
イケメンにそんなことされたら好きになっちゃう。
並んで歩く焦凍くんの顔を見る。
横顔も死ぬほどイケメンだ、まつ毛が長い。
ちょっと目にかかった髪が色っぽいし、鼻筋が通ってて唇も綺麗…
「どうした？」
「え！？」
じっと眺めてると焦凍くんにバレたみたいで目が合った。
「…イケメンだなって思って眺めてた」
「Aは俺の顔が好きなのか？」
「え！？いや…うん。好き」
「そうか」
だって本当のことだもん。
好きだもん、顔！！
気まずくなってきた時、ちょうど寮に到着。
「おけーりー」
「あ、グミ！ちょーだーい」
電気がもぐもぐしてたので口を開けるとコーラ味が口の中に広がった。
「遅かったな、おまえら最後だぜ」
「焦凍くんとランデブーしてたの」
「へえ」
興味なさそうですね、そうですか。
今日の晩ご飯なんだろうとるんるん気分で手を洗った。
お腹ぺこぺこ。
「今日の晩ご飯は…ピーマン…」
サラダにピーマン入ってるんですけど。
有難いことに先に帰ってきてた皆がひとりひとり準備してくれてるんだけどね。
私ピーマン食べれないんだ…
「あ、爆豪くん一緒に食べよ」
「あ？」
「ね、ね、お願い」
「俺もいいか？」
「焦凍くんも？いいよー」
爆豪くんを無理やり隣に座らせた。
私の目の前に座った焦凍くん。
いつもならなるべく出久から離れたい爆豪くんのわがままで私の目の前は出久。
「いただきまーす」
「語尾伸ばすな」
「いただきます！」
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ちらす(プロフ) - 神夜さん» コメントありがとうございます♡コメントいただくともっと更新するのが楽しくなるのですごく嬉しいです(^^) (11月10日 1時) (
レス) id: 76c578a8dc (このIDを非表示/違反報告)
神夜(プロフ) - 本当に大好きな作品で今までコメントはしない勢だったんですが思わずしてしまいました♡これからも更新たのしみにしております♡ (11月9日 21時) (レス) @page13 id: 7a3da2a4c7 (このIDを非表示/違反報告)
ちらす(プロフ) - 頭おかしい人間8号さん» いつもありがとうございます♡今までで一番早く続編に移行しました(笑)楽しんでいただけるようがんばります！ (11月1日 1時) (レス) id: 673d919b26 (このIDを非表示/違反報告)
ちらす(プロフ) - 月姫さん» ありがとうございます♡楽しくてすぐにお話がいっぱいになっちゃいます…(笑)絶対に完結まで続けますのでこれからもよろしくお願いします(^^) (11月1日 1時) (レス) id: 673d919b26 (このIDを非表示/違反報告)
頭おかしい人間8号 - 続編おめでとうございます！8章？なのか？が始まったのが昨日のことのように感じる、、、これからも更新頑張ってください！ (10月31日 22時) (レス) id: aaa997ad31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらす
| 作成日時：2023年10月31日 13時
