未成年の主張 ページ46
雄英に到着した。
13号先生が目を覚ました出久に現状を伝える。
「中、騒がしいね」
「…そうですわね」
こうなることはなんとなく気付いてた。
けど、こうなってほしくなかったなあ。
「その少年を雄英に入れるなー！！」
「噂されてる「死柄木が狙った少年」ってそいつだろ！！」
『ヘイヘイヘイ落ち着いて』
出久が戻ってくるのを嫌がる人間がいること分かってた。
荼毘の弟ってだけの焦凍くんのことすら良く思ってない人間だっているんだから。
「おい校長の説明があったじゃないか
我々の安全は保証されるって…」
「納得できるか！！できたのか！？
安全だと言われなから家を空けて避難してきたのに！
何故爆弾を入れるんだ！！」
「雄英じゃなくていいだろ！！」
「匿うなら他でやれ！」
皆怖くて不安なんだ。
ぶつける先がないからヒーローを攻撃する。
こんな事思いたくもないけどヒーローは誰のために何のために命を懸けてるんだろう。
出久や焦凍くんやホークスに攻撃的な言葉が向けられるたびに私の中に芽生えてくる醜い感情。
さっき出久に言ったことは本音。
私、ヒーロー向いてないな。
「…こうなること分かってた」
「やはり説得は出来なかったようですね」
もちろん中には分かってくれる人もいる。
ヒーローを信じてくれる人もいる。
見返りが欲しくて目指したんじゃない。
それでもやっぱり今の状況は苦しい。
「その少年を雄英に入れないでくれー！！」
「死柄木が来る！！」
「雄英は安心と安全を保証するんじゃなかったのか！」
「入れるな！！」
「出てってくれ！」
次々にプロヒーローが引退していく理由が痛いほど分かる。
この声に耐えられないから、逃げたくなる。
「OFAってのは脳無なんだろ…！？」
「また隠ぺいしてやり過ごそうってのか！？」
握った拳に力が入る。
避難民の言い分も気持ちも分かる。
でも雄英は元々私たちの場所なんだよ。
「聞き入れ難い話だろう
こと教員からでは
提言したのは私だ」
「ジーニスト…！！」
「私たちはあなたの言葉を信じてここへ来た！！」
「ああ！校長から説明があったように！ここは今最も安全な場所でありあなた方の命を第一に考えている！」
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ちらす(プロフ) - 神夜さん» コメントありがとうございます♡コメントいただくともっと更新するのが楽しくなるのですごく嬉しいです(^^) (11月10日 1時) (
レス) id: 76c578a8dc (このIDを非表示/違反報告)
神夜(プロフ) - 本当に大好きな作品で今までコメントはしない勢だったんですが思わずしてしまいました♡これからも更新たのしみにしております♡ (11月9日 21時) (レス) @page13 id: 7a3da2a4c7 (このIDを非表示/違反報告)
ちらす(プロフ) - 頭おかしい人間8号さん» いつもありがとうございます♡今までで一番早く続編に移行しました(笑)楽しんでいただけるようがんばります！ (11月1日 1時) (レス) id: 673d919b26 (このIDを非表示/違反報告)
ちらす(プロフ) - 月姫さん» ありがとうございます♡楽しくてすぐにお話がいっぱいになっちゃいます…(笑)絶対に完結まで続けますのでこれからもよろしくお願いします(^^) (11月1日 1時) (レス) id: 673d919b26 (このIDを非表示/違反報告)
頭おかしい人間8号 - 続編おめでとうございます！8章？なのか？が始まったのが昨日のことのように感じる、、、これからも更新頑張ってください！ (10月31日 22時) (レス) id: aaa997ad31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらす
| 作成日時：2023年10月31日 13時
