A組からOFAへ ページ44
「皆ぁ！！！」
お茶子ちゃんの合図。
焦凍くんが作り出した氷の台。
「溶解度0.1%保護被膜用アシッドマン！」
「行け轟！！」
焦凍くんの膨冷熱波で爆豪くんと飯田くんが飛んで行く。
お茶子ちゃんの無重力で浮いたふたり。
「ついてこれねぇだと…！？」
速さならやっぱり委員長。
爆豪くんの爆速ターボクラスターで飯田くんだけがスピードをあげた。
今日出久を連れ戻せなくても何度でも探し出すけど…あんな顔見て引き下がれるわけがない。
遠くだけど委員長の手が出久の手をしっかりと握ったのが見えた。
「皆さん、行きましょう！」
落ちて行く2人を追いかけて着地地点を目指す。
少し走ると切島と一緒にいるのを見つけた。
「緑谷…！
もう誰かがいなくなんの嫌だよ
一緒に居よう！？
また皆で授業受けよう」
スッと立ち上がった出久はもう動いてるのがおかしいくらいボロボロだ。
「おい！」
「緑谷くん！」
「…そう…したいよ…けど
恐いんだ…！雄英には…！沢山の人がいて…！
他人に迷惑かけたくないんだ…！
もう
今まで通りじゃいられないんだ」
爆豪くんが私たちの前に立つ。
脳裏に浮かぶのは出久に言わなきゃいけないことがあるって言ってたあの日の爆豪くん。
「死柄木にぶっ刺された時言った事覚えてっか？」
「…覚えてない」
まだ昨日のように鮮明に浮かぶあの光景。
「「一人で勝とうとしてんじゃねェ」だ
続きがあるんだよ…
身体が勝手に動いてぶっ刺されて…！
言わなきゃって思ったんだ」
あの日全てが成功していれば出久がこんなに背負うことなかったのかな。
「てめェをずっと見下してた…"無個性"だったから
俺より遥か後ろにいるハズなのに俺より遥か先にいるような気がして」
入学当初の2人の関係は"幼馴染"とは思えないほど最悪だった…爆豪くんが原因だけど。
「嫌だった
見たくなかった
認めたくなかった」
それでも出久が爆豪くんを嫌ってないのは不思議だったな。
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ちらす(プロフ) - 神夜さん» コメントありがとうございます♡コメントいただくともっと更新するのが楽しくなるのですごく嬉しいです(^^) (11月10日 1時) (
レス) id: 76c578a8dc (このIDを非表示/違反報告)
神夜(プロフ) - 本当に大好きな作品で今までコメントはしない勢だったんですが思わずしてしまいました♡これからも更新たのしみにしております♡ (11月9日 21時) (レス) @page13 id: 7a3da2a4c7 (このIDを非表示/違反報告)
ちらす(プロフ) - 頭おかしい人間8号さん» いつもありがとうございます♡今までで一番早く続編に移行しました(笑)楽しんでいただけるようがんばります！ (11月1日 1時) (レス) id: 673d919b26 (このIDを非表示/違反報告)
ちらす(プロフ) - 月姫さん» ありがとうございます♡楽しくてすぐにお話がいっぱいになっちゃいます…(笑)絶対に完結まで続けますのでこれからもよろしくお願いします(^^) (11月1日 1時) (レス) id: 673d919b26 (このIDを非表示/違反報告)
頭おかしい人間8号 - 続編おめでとうございます！8章？なのか？が始まったのが昨日のことのように感じる、、、これからも更新頑張ってください！ (10月31日 22時) (レス) id: aaa997ad31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらす
| 作成日時：2023年10月31日 13時
