友だち ページ36
「…外は危険だ秩序が無い
おまえたちまで…」
「大人になったね…轟くん…！！」
一筋縄ではいかないことは分かってた。
例え、エンデヴァーがダメだと言ってもGPSは返さない。
「私は…敵の目的である彼が雄英に戻りたがらない事を踏まえチームアップを是とした」
雄英に戻りたがらないのは出久が誰よりも優しいから。
「でもいいのさ
戻って来ても」
「え！？」
校長先生の言葉に目を見開いた。
戻って来ていいの…？
「合格通知を出した以上は私たちが守るべき生徒さ」
戻って来ちゃダメなら私たちが出久の元へ行こうって決めてたんだ。
でも、戻って来て良いって言っても…
「しかし避難者の安全が…彼らの中にはまだ」
「何も敷地面積だけで指定避難所を受け入れたわけじゃない
彼らには私から何とか伝えよう」
焦凍くんをよく思わない人がいるように…出久をよく思わない人もいるだろう。
それも敵の狙いがOFAだとすれば…敵がいつ襲ってくるかも分からないんだから。
「文化祭開催に伴い強化したが結局出番の無かった
セキュリティ"雄英バリア"その真価と共にね
いいんだよ…オールマイトだってここで育った！
君たちの手で…連れ戻してあげておくれ」
初めて聞いた言葉に首を傾げる。
"雄英バリア"がどんなものなのか見当も付かない。
「雄英バリアの真価…と仰いましたが…我々も緑谷くんの気持ちは理解して来ています
連れ戻すのであれば相応のエビデンスを要します
避難されている方の安心と安全に関わります」
「もちろん感情論じゃないさ
緑谷くんは今やヒーロー側は貴重な最高戦力
情勢を踏まえても半端な施設で保護するのはリスキーさ」
最高戦力…入学当初はボロボロになってたのが懐かしい。
出久が知らないうちに遠い存在になっていく。
「雄英には国の最高防衛技術が卸されている
レベルで言えばタルタロスと同等の防御力を誇るのさ」
「そのタルタロスが死柄木に容易く破られていますが」
「去年雄英も破られた
死柄木の脅威には私も目をつけていた」
あの崩壊は誰にも止められない。
崩壊は伝播していく。
思い出しただけでゾッとする。
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ちらす(プロフ) - 神夜さん» コメントありがとうございます♡コメントいただくともっと更新するのが楽しくなるのですごく嬉しいです(^^) (11月10日 1時) (
レス) id: 76c578a8dc (このIDを非表示/違反報告)
神夜(プロフ) - 本当に大好きな作品で今までコメントはしない勢だったんですが思わずしてしまいました♡これからも更新たのしみにしております♡ (11月9日 21時) (レス) @page13 id: 7a3da2a4c7 (このIDを非表示/違反報告)
ちらす(プロフ) - 頭おかしい人間8号さん» いつもありがとうございます♡今までで一番早く続編に移行しました(笑)楽しんでいただけるようがんばります！ (11月1日 1時) (レス) id: 673d919b26 (このIDを非表示/違反報告)
ちらす(プロフ) - 月姫さん» ありがとうございます♡楽しくてすぐにお話がいっぱいになっちゃいます…(笑)絶対に完結まで続けますのでこれからもよろしくお願いします(^^) (11月1日 1時) (レス) id: 673d919b26 (このIDを非表示/違反報告)
頭おかしい人間8号 - 続編おめでとうございます！8章？なのか？が始まったのが昨日のことのように感じる、、、これからも更新頑張ってください！ (10月31日 22時) (レス) id: aaa997ad31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらす
| 作成日時：2023年10月31日 13時
