友だち ページ28
お茶子ちゃんは雄英卒のエンデヴァーを呼び出す方法を考えてくれた。
それはまず校長先生に話を通すこと。
校長先生を納得させてエンデヴァーを呼んでもらう。
「大丈夫かなぁ、かっちゃん」
校長先生に直談判に行ったのは委員長2人と爆豪くん。
爆豪くんは私をひとりに出来ないからと電気と瀬呂くん、切島に見張ってろって言って行った。
「大丈夫、爆豪くんなら」
だけどもしこれが成功しなかったら…
「A、もう無茶すんなよ」
私の気持ちを見透かしたようにそう言った電気。
驚いて目を見開く。
「心操が気絶したおまえを抱えて入って来た時まじで心臓止まりかけたわ」
「あれはビビったよな」
「唯一かっちゃんだけが冷静だったよなあ」
電気の話によると皆が焦る中、爆豪くんだけが冷静にソファに寝かせてくれたらしい。
「いや、冷静に見せてただけっしょ。
隠してたけど手震えてたし」
私の勝手な行動で心配かけてしまった。
ちゃんと考えたら悲しませるの分かるはずなのに…
「ごめんね、ほんとに」
「ほんとに俺らがどんだけAのこと大事にしてるか分かってよねー」
なんてふざけたように言った電気。
私が笑うと少し真面目な顔をした。
「でも俺らも止められなくてごめんな」
「Aが元気ないのに気付いてはいたんだけどなー」
「もっとちゃんと話すべきだった、すまん」
そんな言葉をかけられるとまた泣けてくる。
ぽろぽろと落ちる涙。
「泣き虫じゃん」
と私の涙を拭う電気。
その肩に額を当てて顔を隠した。
「甘えん坊か〜！？」
「ん」
「あら、素直」
ってちょっと嬉しそうな声をした電気が優しく背中を撫でてくれた。
「おまえらってたまに兄妹に見えるよな」
「分かるぜそれ！上鳴がAの兄貴って感じだな！」
「まじ？まあ、俺面倒見いいから」
「こんなアホなお兄ちゃんやだよ」
「おまえもアホじゃん」
それはそうなんだけど。
でもたしかに、電気といると家族感が強いかも。
なんて思った。
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ちらす(プロフ) - 神夜さん» コメントありがとうございます♡コメントいただくともっと更新するのが楽しくなるのですごく嬉しいです(^^) (11月10日 1時) (
レス) id: 76c578a8dc (このIDを非表示/違反報告)
神夜(プロフ) - 本当に大好きな作品で今までコメントはしない勢だったんですが思わずしてしまいました♡これからも更新たのしみにしております♡ (11月9日 21時) (レス) @page13 id: 7a3da2a4c7 (このIDを非表示/違反報告)
ちらす(プロフ) - 頭おかしい人間8号さん» いつもありがとうございます♡今までで一番早く続編に移行しました(笑)楽しんでいただけるようがんばります！ (11月1日 1時) (レス) id: 673d919b26 (このIDを非表示/違反報告)
ちらす(プロフ) - 月姫さん» ありがとうございます♡楽しくてすぐにお話がいっぱいになっちゃいます…(笑)絶対に完結まで続けますのでこれからもよろしくお願いします(^^) (11月1日 1時) (レス) id: 673d919b26 (このIDを非表示/違反報告)
頭おかしい人間8号 - 続編おめでとうございます！8章？なのか？が始まったのが昨日のことのように感じる、、、これからも更新頑張ってください！ (10月31日 22時) (レス) id: aaa997ad31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらす
| 作成日時：2023年10月31日 13時
